コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
注意
・夢女子が夢女子してます。
・妄想爆発
・新キャラ出る出る詐欺
・気分が悪くなったら必ず閲覧ストップ
ある日、ジェンガが唐突に崩れた。
「あー…、最近多いな…。」
地震と言う訳ではない
地割れ…は体験した事無いけど多分違う
災害にしては日常的過ぎる
どちらかと言うと、花火に揺れる心見たいな___ってロマンチストか私は。
これで多分…こう…、体感1000回目。(178回目です)
正確な数字なんて知らないわイラつきで。
私はまた1からジェンガを準備から立て始めた。
ジェンガの準備が完成して、一本に指をさした次の瞬間___
「邪魔するでー!!!!」
「うわっ!!!!」
勢いよく扉を開けて、叫んだ人が居た。
あの人は…ロボロさん!?
(※新聞で本編の登場人物の名前は知っている)
「じゃ、邪魔するなら帰ってー…?」
目の前で崩れたジェンガの事実に思わずそう呟く。
そうするとロボロさんはハッとした目をして…。
「あ…あいよー…。うっ、うぅ」
すんごい泣いてた。
「あ!嘘だよロボロ!!!!ごめん反射的に!!!!本当に帰るやつがいるかい!!!!」
「ほ、ほんまぁ…?」
仕方なくロボロを抱き寄せて慰める、なんかコイツ子供みたいで守りたいんだよな…。
多分暴走することあるけど…。(溢れる力参照)
というか鍵は…と扉を見るとぶっ壊れていた。
…頼むことは無いだろうけど脱走する時はロボロに頼ろう。
「あっ!てかそんな場合やないんや!蝶使さん逃げてぇ!」
…えっ、早速脱走ですか?
「ペ神が…!許嫁を消すって…!」
「え………」
なんか、大変な事になってない…?
「ペ神…?誰…?」
「結構幹部に近い奴やねんけど、シークレットやねん!とりあえず隠れるか逃げて!?」
は、はえぇ…。確かに新聞でも聞いたことがない名前だった。
だが逃げろと言われても足の鎖が目に入る、この鎖は軽く窮屈さが無い…だが爆発する。
「で、でも足の鎖が!」
それを知らないとしたら、私は今から説明して鍵を取ってきて貰わなくちゃならない。
「あぁそれ俺が作ったんやけど爆発って話は嘘や!はよ行くで!」
「ロボロが作ったん!?」
てか嘘なの!?!?てか作れたのにこんなの!?!?
個人的には暴走してるところ見ると体育会系だと思っていたので意外だった、ロボロの手を取り外へ出る。
《警報、警報》
「!?」
「あー、まぁ大丈夫やろ」
《8210番囚人が脱走しました。8210番囚人が脱走しました。傷一つ着けず確保して下さい。傷一つ着けず確保して下さい。》
「なんか鳴ったよ!?なんか凄いの鳴ったよ!?」
「俺が作ったシステムや、大丈夫ちょっと騒がしいだけや」
「なぁぁぁぁもう怖いよ!!!」
ロボロは元から怖い認識だったが素も怖いのかよ。白目ロボロだけじゃないのかよ!(溢れる力参照)
私はもうとりあえず逃げた。
「そっちで大丈夫や!ランデブーも夢じゃないで!」
「…あ!そういや許嫁とかなんとか…!」
そして、私はまたお兄ちゃん事件と同様の面倒な匂いを感じ取った。
そういえば…
【回想 無自覚 引用】
「…俺」
「ん?」
あっ、撫でるのまずかったかな…。
私は自分の行動を振り返りながら天の人の言葉を待った。
「俺お姉さんのお婿さんになる。」
「… … … うん、待ってるね…?」
あれっ、えっ
何がどうなったん?
【回想終わり】
… … …うわ 〜 〜 〜 !
放置する発言では無かった!分かってた筈なのにい〜〜〜!!!
「ろ、ロボロ!もしかして私達って結婚する!?」
「はぁ!?当たり前や!一緒に家庭作ろうな!」
「あ〜〜〜(面倒臭い事件を察知)」
もうやだ、死にたい。
何してもこれからの私の足を引っ張っていくんだ…死にたい…。
だがその時電撃が走った、私が今まで作り上げて来たであろう全てを払拭する道が見えたのだ。
「ロボロ、一緒に逃げて___」
そう、逃げて逃げて逃げまくれば
「国際逃亡しよう!!!」
過去なんて関係ない世界に行ける。
ロボロ一人の愛ぐらいなら多分背負っていけるよ私!(軽い)
だがこれはロボロ次第、もし自国愛が凄ければ…。つまり国に心があれば終わる___。
「ええなぁ!!!それ!!!!」
「(良かった、心無かった!!!!)」
よしそうと決まれば早く逃げよう、さっさと逃げて国外ランデ………ブー………。
足が止まる
先程の夢げしきが一気に黒く染まった。
ロボロの足も止まる
そして追いかけてくる足音も止まった。
「…すまん蝶使ちゃん、また今度やな」
そう言った理由は明白だった。
ペ神ではない
兄さんでもない
他の幹部でもない。
その頂点に立つ男____
「…ヒッ…グルッペンさん。」
「… … … 。ふむ」
私を見据えるグルッペン、いつも思っていたけど君が私を見る目は全て真っ直ぐだったね。
………実は、私はロボロより、シャオロンより苦手な物がある。
それは____
「国外逃亡、な。そんなに俺の国が嫌か?蝶使」
___何故か3年目を離したらヤンデレと変貌していた、グルッペンだ。
「い、いや…。言葉の綾って言うか」
何とか弁明を図ろうとしても彼の中で解決したかわからない声色
「そもそも、俺はロボロとの婚約を知らなかった。いつの話だ?」
「アー…それはー…」
ただ疑問をぶつけられる、その返答に意味なんてない。
「少なくともこの国に来る前だろう?」
「うん…なんでわか」
私の答えであればなんだっていい、そんな気がする。
そのぐらい、どんな答えでも受け入れる人
「お前の行動全てはこの国に来てからやっと全て把握できるようになったんだ。」
「oh…」
私の全てを捕らえようとしてるようで
「過去の事だって教えてくれたっていいじゃないか。」
これだ、これが苦手だ。
なんでだ?なんでコイツは私を…
「…蝶使、何も責めてる訳じゃない。」
「お前を愛しているんだ。」
「…ぅぅぅううう…。」
私に愛を伝える?何故愛を注がれているんだ?
頭を抑えてうずくまる、しっかりと答えなければいけないのに逃げたくなる程の質問。
何故この男は愛を囁く?
それはこの国に拐われてから…いや3年ぶりに会ってからずっと疑問なんだ。
誰か助けてくれ
私はただの奴隷を買った貴族、そうだったじゃないか?
コイツの全て見て、全て愛すると言う態度が、私はなんだか苦手だ。