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赤▶︎ 「」
青▶︎ 『』
惑溺
ワクデキ
赤side
「はあッ、もうほんと最悪ッ、」
音楽を聴きながら帰る帰り道、今日の課題を学校に忘れていることに気が付き学校に急いで取りに行く
ー学校ー
「やっとついたー、
外暑すぎだろッ、!」
学校に着いた頃には汗だく状態で第1ボタンを外しながら文句を言う
外は野球部やサッカー部のボールの音や声が凄く余計に暑くなった
学校の中に入ってからは吹奏楽部の楽器の音色が静かな廊下に響き渡る
階段を上がり自分の教室まで歩く
夏場なので歩くだけで汗が垂れてくる
そんな中自分の教室の前に立ち扉を開けようと手を前に出す時
『〜〜♪』
誰も居ないはずの教室から綺麗な歌声が聞こえてきた。
窓から見ると陽キャの1人Ifがいた。
「あいつ部活ガチ勢なのに」
なんて考えもあるが、そんな考えは直ぐに消え
彼の透き通る様な歌声に魅了され、俺の心を深く惑溺させた
ユウワク
誘惑
夢中になって、心を奪われる事