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宮舘の家に帰ると、リビングで宮舘が土下座する。

渡辺はソファに座っている。


宮舘ーごめんなさい!

渡辺ー・・。

宮舘ー自分勝手で本当にごめんなさい!

渡辺ー目黒を嫌ったり、口を利かなかったら許さないから。

宮舘ー分かった。

渡辺ー俺に意地悪するのも許さないから。

宮舘ーはい。

渡辺ーもし、俺の気に入らないことしたら、別れるから。

宮舘ー肝に命じます。


そろりと頭を上げる宮舘。

渡辺はそっぽ向いてる。

宮舘は、ソファに近づくと渡辺を抱きしめる。

途端に突き飛ばされ言われる。


渡辺ー俺はまだ怒ってる。暫くは触るな。

宮舘ーそんなぁ。

渡辺ーさ・わ・る・な。

宮舘ー分かった。

渡辺ー自分の家に帰る。

宮舘ー分かった。


まだまだ渡辺の怒りは解けないようだ。

それから1か月。

目黒が、そろそろ許してあげれば?と言う。

渡辺も宮舘の晩ご飯が恋しくなってきたところだ。

練習が終わり皆んな帰る頃。


目黒ーだてさん。

宮舘ー目黒、何だ?

目黒ー今日は美味しい晩ご飯を作ってほしいそうです。

宮舘ー翔太?

目黒ー素直じゃないから、自分から言えなくて。

宮舘ー分かった。

目黒ーじゃあ。

宮舘ーあっ、目黒。

目黒ーはい?

宮舘ーこれからも翔太の友達でいてくれ。

目黒ーはい、仲良しなんで。

宮舘ーそれから、俺が目黒を恨むのは間違ってる、グループの仲間としてよろしく頼む。

目黒ーこちらこそ。

宮舘ー翔太は?

目黒ー1度、家に帰ってから行くとのことです。

宮舘ー分かった、ありがとう。


急いで帰る宮舘。

料理を作り終えた頃、玄関のドアが開く音が聞こえてきた。


宮舘ー翔太!

渡辺ーただいま。

宮舘ーおかえり。

渡辺ーお腹空いた。

宮舘ーちょうど出来たよ。

渡辺ー手洗ってくる。


渡辺も宮舘も喋らない。


宮舘ー翔太、話していいよ?

渡辺ーまた怒るくせに。

宮舘ーもう怒らない。

渡辺ーホントかよ。

宮舘ー目黒の話でも怒らない。

渡辺ー何度もラウールと3人で、ご飯を食べたから。

宮舘ー美味しかった?

渡辺ーうん。


ポツリポツリと渡辺が話し始める。

宮舘は相槌を打ちながら、渡辺の口に箸を入れている。

渡辺から笑顔が見えた。

宮舘はやっと許された。

ソファで、いつものように宮舘の膝に頭を乗せて目を閉じている渡辺。

宮舘は渡辺の髪をすく。

いい香りがする。


宮舘ー翔太、シャワー浴びてきたの?

渡辺ーん。

宮舘ー今日、いい?

渡辺ーん。

宮舘ーシャワー浴びてくる。

渡辺ーここにいる。

宮舘ーベッドに行かないの?

渡辺ーここでいい。

宮舘ーすぐ出てくる。

渡辺ーん。


宮舘は渡辺の髪にキスしてシャワーを浴びに行った。

渡辺は、寝室からシーツを持ってきて服を脱ぎソファの上でシーツに包まる。

目を閉じて、遠くシャワーの音を聞いている。

宮舘が戻ってきた。

渡辺はシーツの中でそっぽ向いてる。

クスリと笑う宮舘。

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