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💙｢…よし。｣
俺は教室に戻った。ほんとは嫌だったけどあの教室に入った時みんなが一斉にこっちを見るのがすんごい苦手。むり。こっち見んなよガチで
ｶﾞﾗｶﾞﾗ…
❤️｢あ！ポケくん俺らの班これについて調べることになったんだけどさ〜これでもいい？｣
💙｢え、うん…ありがとう｣
｢ポケカメンくん急にトイレ行っちゃうからみんな心配してたんだよー？｣
❤️｢ほんとだよ〜体調悪いなら早く言えってw｣
💙｢ごめん…｣
❤️｢まぁ気にすんなよ 俺と一緒に調べ学習しよ。ポケくんパソコン持ってる？俺家に忘れちった｣
💙｢あー…一緒に見る？使っていいよ｣
❤️｢ありがとう！ガチ神｣
なんでこんなに優しくしてくれるんだろ…変なの。俺コミュ障だし仲良くしててもメリットないのに…
❤️｢なぁ文化祭何やりたい？｣
💙｢え、急に…？俺は別に…なんでもいいかな｣
❤️｢一緒に文化祭まわらね？え、そうしよ！絶対楽しい！決まりな！｣
おい待てこいつ話できないやつ…？俺いいなんて一言も言ってないのに
💙「……」
❤️「黙ってるってことはいいってことだよな。よしありがとう楽しみにしてるわ」
💙「え？！ちょっと待ってよ…俺と行動しても楽しくないし…いつも一緒にいる人といた方が……」
❤️「いいのいいのw！お前と仲良くしたいしポケくんよろしくなー」
そう言って馴れ馴れしく俺の肩に手をおいた。俺なんかはめられてる？なんかハニトラみたいな感じで……
💙「……」
❤️「あ、でさポケくんここなんだけど…」
まいたけは俺と違って勉強も運動もできる。いわゆる文武両道。それに比べて俺は勉強もできない運動もダメ。おまけに人と話せないときたもうダメダメ人間の社会不適合。だからまいたけの隣にいるとより劣ってるように見えて自分が惨めになってくる
💙「はぁー……」
❤️「そんなため息吐くなよ幸せにげんぞー」
💙「幸せなんてとっくに逃げ切ってるよ」
❤️「そうかな？wまだまだ俺ら17だぜ？人生これからやん」
💙「ポジティブでいいねまいたけは」
❤️「よく言われるwお前にも分けてやりてぇよネガティブすぎるお前に」
💙「ネガティブじゃなくて事実だろ？履き違えんな」
❤️「なんのプライドだよそれwww」
💙「もうとにかく！別に無理して俺に関わんなくていいから！帰るね俺」
❤️「おーうばいばい」
💙「またね」
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