テラーノベル
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「これで負けたら罰ゲームつけようよ」
「は?俺絶対勝つよ」
僕ん家には今葛葉が遊びにきている。
まあ見ての通りゲームをしている。次に負けた人は「勝った人の言うことをなんでも聞く」
と言う罰ゲームになり、これは両者負けられない戦いとなった。
「ぃぃいよっしゃあああああ!!!!」
「はぁぁ?!?!負けたんだけど!!!!」
「じゃあ、僕の言うことを聞いてもらおうか」
「まっ…て、もう一回戦って約束じゃん…?」
「そんなんありまっせーん」
僕がここまで勝ちたい理由。
それは僕が葛葉にやって欲しいことがあるのだ。普通に頼んだら絶対拒絶するだろうからゲームで負けたらってことにした。
「…………ホラー映画、みようね」
「……は、むりむりやだむり」
「なぁーに、こわいの?」
「別に、そんなんじゃないけど、べつに俺くらいになるともうホラー映画とかいっぱい見てるし、べつにもう飽きてると言うか、見てもべつに楽しくないと言うか?だから、他の罰ゲームにしたほうがよくね?みたいな?」
「っふw、お前がホラー映画見てるとこなんて1ミリたりとも見たことないんだけど?w」
言い訳を兎に角並べまくる葛葉を見て思わず笑ってしまう。なんでホラー映画にしたかと言うと、そりゃやっぱり 恋人の怖がる姿なんか誰でも見たいでしょ。
いつもガキっぽくて生意気な葛葉だが、ホラー系となると持ち前の語彙力で流暢に返してくる煽り文句も出てこなくなり、顔は手で覆い、喋ると声が震えてるということを僕は知っている。
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「ねぇっ、やだっ、やっぱむり…」
「んー?罰ゲームだよぅー。」
「おまえまじでこ×すっ、」
いまソファを2人で座っているが、まだ始まってもないのに葛葉がビビりすぎてすごく密着している状態になっている。僕が再生ボタンを押した瞬間葛葉と体が震え、僕の腕に強い力で抱きついてくる。
いや、かわいすぎんか。
これだよこれ、これがみたかった。いつもは見れない一面。こっちが可愛いすぎて全然ホラー映画どころじゃないんだが。
TV)「キャアアアアアア!!!」
「〜〜〜ッ?!?!ひゅっッッッ?!?!?」
ジャンプスケア来た瞬間、が葛葉が声にならない悲鳴で体を大きくビクつかせ、こっちに勢いよく抱きついてきた。
「かなッ、やだッ、ほんとにむりッ、っふ、」
「ぉわ、どした、怖かったんか」
「う”〜ッ、や”ッ、っふ、」
おいで、と言うと、葛葉は僕の膝に座り、首に手を巻いて子供のように泣きじゃくっている。
「あ〜、ごめんね、ちょっと怖かったな。」
「いや”っ、いったの”にッ、かすッ、」
「ごめんね、いやって言ったのにな〜、」
泣いていても悪口はしっかり言う。
そんな彼を宥めながら映像を停止する。
未だ泣いてる葛葉を抱き上げベッドに移動する。
葛葉をベッドにおろし、僕もその隣に寝転がると、葛葉が僕の胸に顔を埋める。
「くずはー、ごめんって、ゆるして、」
「いいけど、むりッ。ばかなえ、かすかす」
「そっかぁw ざんねんだ。」
「わらうなッ!」
「くーちゃんかわいいねぇ。」
なんだかんだ泣き止んでくれた葛葉を次はとことん可愛がる。泣きすぎたのか、うとうとしている葛葉に優しく声をかける。
「くーちゃん、おねむだねぇ」
「ん〜…しらん…。」
「はいはい、寝ちゃいなね。」
「んぅ………」
眠りについた葛葉に優しく口付けをし、自分も眠りについた。
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後日、まだ怖いのかスタジオに行っても僕の服の袖を掴んで一緒に移動している。
最中、笹木・椎名・りりむ に遭遇し、げっ、と顔を顰めて僕の後ろに隠れた。
が、それで隠れられたはずもなく。
笹木「かなかなやん!」
椎名「みて、なんか後ろについとる」
りりむ「葛葉じゃーん!てか、なにしてんの」
「…だまれ、こっちみんな。」
笹木「なあ、なんで隠れてるん?教えてやw」
「うーん、いろいろあったんだよねぇ、w」
僕が面白がって説明しようと口を開けると、後ろから控えめに叩かれた。
「もういいだろ、さっさといけカス。」
「そんなこと言われたらもう移動できないめぅ、」
椎名「くずはぁ、今度しっかり聞かせてもらうからなw」
りりむ「じゃあまた、”配信”でね❤︎」
「はぁぁあ?死ね!2度とコラボしねぇわ!」
「はいはい、三人ともばいばーい!」
___よし、ゲマズコラボ誘っておきますか。
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おわり!
見てくれてありがとうございます!
結構いい作品ができたんじゃないかと思っております!!!(自画自賛)
次の作品もお楽しみに! それでは!
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コメント
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すき!!葛葉かわいい!