コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
『あ…雪、降ってきた』
私は部屋で一人呟く
雪はつめたい
雪は美味しい
雪は綺麗
空にも溶けたいし
雪にも溶けたい
寒い場所は苦手
体調を崩して迷惑をかけるから
でも暑すぎるのも苦手
すぐ体力なくなっちゃう
・・・
私は夢を見た
なにも無い雪原で
一人の私が助けを求めて
泣き叫ぶ夢
その場には居ないのに
親に罵られる声
悪夢。
やだ、やだやだやだ
やだっ…、
・・・
夢から覚めると涙が一滴
頬を伝っていた
『…今日は寝るのやめよ…』
夢なんかみなきゃよかった
眠りにつかなきゃ良かった
sr
「華蓮ちゃーんお風呂入る?」
「って、!」
「なんで泣いてるの…?」
「なにかあった、?」
『いや…なんでも、ない』
『お風呂、ね、』
『入る入る』
『ありがとう…』
sr
「あ、うん、」
「あ、あとお風呂上がったら__くん」
「呼んであげてね。お風呂いいよ~って」
『うん、』
・
・
・
『お湯…あったか、』
湯船に足を入れる
やっぱり暖かい
こんなにたくさんの人が居て
ずっと暖かいのが不思議
なんか
眠りにつけそうな暖かさ
・
・
・
えっと…名前何だっけ、
確か、星導さん…
ドアの名前分かるかな…
読めないかも
あ、ショウは読める、片仮名だ
星導、こう読むんだ、
私なら絶対読めてなかった
・
・
・
コンコン
『ほ、星導さん、お風呂、どうぞ…、?』
hsrb
「あ、ありがとうございます」
『いえ…』
・
・
・
ひぇー…
緊張した
背でかいんだよなあの人
怖い怖い