コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
snowman/BL/ゾンビ化/銃声あり/ご本人様とは一切関係ございません
佐久間「阿部ちゃん!なんで…やだ!俺やだよ!!」
阿部「………」
なんでこうなってしまったんだろう。昨日まではいつも通り幸せだったんだ。なのに一瞬で…
ー1日前ー
阿部「佐久間〜、そろそろ寝よ?」
佐久間「うん!あ、阿部ちゃんコーヒー飲む?」
阿部「なんで笑もう寝ようよ」
佐久間「ん〜まだ眠くないー!」
阿部「…分かった笑じゃあ1杯だけ貰おうかな。これ飲んだら寝るよ?」
佐久間「やった!はーい」
俺はキッチンに移動して2人分のコーヒーを作る。インスタントだけど、阿部ちゃんと飲むならなんでも世界一美味しくなる
佐久間「はい、阿部ちゃん」
阿部「ありがとう」
佐久間「んぁ〜!(伸)今日も疲れた〜」
阿部「はは笑おつかれ。俺も流石に疲れたな」
お互いお疲れ様を言い合ってコーヒーを飲み干すとすぐ布団の中に入った
佐久間「…….眠くない」
阿部「俺は全然寝れるけど。なんでカフェイン摂取したの笑」
一緒に話したかっただけと言う前に阿部ちゃんの手は俺の頭を撫でてその温もりでなんやかんや眠くなってしまった
阿部「佐久間?……寝てんじゃん笑おやすみ」
いつもと同じように甘えていつもと同じように話していつもと同じように眠りについた。だけど次の日の朝、俺は一生忘れられないような地獄を見た
ーガラガラガッシャーンー
佐久間「….ん?阿部ちゃん…どしたの、、、、」
大きな物音で目を覚まし、隣に気配が無い阿部ちゃんを探すため目を開けた。
佐久間「え………?」
阿部「う”ぁ”ぁ”ぁ”ぁ”!!!」
佐久間「わっ?!え….?、」
寝室にあった物はほとんど壊され、何より目の前には顔は青ざめ血だらけになった阿部ちゃんがいた
佐久間「阿部っ……ちゃん……….?」
阿部「ぐ”っ”あがっ”“」
見えない何かと戦っているのか阿部ちゃんはバタバタ暴れて次第に寝室から飛び出していった
佐久間「阿部ちゃん!!」
ーバンッー
阿部「ぐっ”、、、、」
家からも飛び出して行ってしまったから慌てて追いかけると銃声が聞こえてきて今まで唸っていた阿部ちゃんの声は全く聞こえなくなった
佐久間「へ…….」
信じたくもない。阿部ちゃんを見つけた時には銃で殺されてたなんて。阿部ちゃんの傍にはピストルを握った男の人
??「っ…..佐久間…」
佐久間「阿部ちゃん!なんで…やだ!俺やだよ!!」
??「佐久間!….落ち着け!」
佐久間「阿部ちゃん!!」
もう誰の声も聞こえない。阿部ちゃんからの返事が欲しい。どうしたの?って優しい声で言ってほしい。もう唸り声なんか散々だ
ーバンッバンッー
??「……..こっち」
グイッと誰かに引っ張られ見知らぬ地下に連れてかれた。
佐久間「……誰。お前が阿部ちゃんを殺したんだ!人殺し!」
涙でボヤけた視界をなんとか擦り見てみると俺のことを引っ張ったのは阿部ちゃんの事を殺した奴だった
??「…….そうだな。確かに俺は阿部を殺した。でもさ、」
バサッと被り物を取る。すると見慣れた顔がそこにあった
??「仕方なかったんだ。俺だって殺したかった訳じゃない」
佐久間「……ひ…..かる…」
ーバンッー
佐久間「っ?!」
地上ではまだ銃声が聞こえる。
佐久間「なんで…何が…起こってるの…」
岩本「感染病。誰かが人をゾンビ化する薬を作りばらまいたらしい。朝起きたら周りはほとんどがゾンビになってて知らない人に渡されたこれ(ピストル)で打つしか抑える方法が無いみたい。ふっかもゾンビにされて…」
そう話しながら照は目を擦っている。…辛かったんだろうな。そらそうだ。大事な恋人失ってるんだ。俺だってホントは泣き叫んで暴れ散らかしたい。
佐久間「…人殺しとか言ってごめん、。」
岩本「いや俺がもし佐久間だったら同じこと言ってただろうし何も気にしてない」
佐久間「そっか、。ねぇ、その薬作った人は誰か知ってるの?」
岩本「….アースジャック。何人かの組織らしい。俺もそいつらを探してるんだけど一緒に行かない?正直ここに居たって安全は保証できないし俺と一緒に居たら少しは守ってやれる。…もう二度と誰も失いたくない」
そう言うと照はポッケからもう1本ピストルを出して俺に差し出してきた。
佐久間「…行く。絶対、そいつら殺そう」
岩本「…..あぁ。