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注意
主は駅員などの詳しい名前や口調は知りません。
捏造設定もあります。
それでもOKという方はどうぞ。
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街に冷たい風が吹き始め、
それが秋の終わりと冬の訪れを告げている、
そんな立冬頃の事だった。
クダリが、死んだ。
原因は、トレインの老朽化により耐久性が低下。
ポケモンの技でトレインの一部が故障、破損。
クダリは挑戦者を庇い、
そのまま帰らぬ人となった。
それを事務室で聞いたノボリは、
持っていた書類を落とし、その場で立ち尽くしていた。
周りの駅員の声と届かず、ただ呆然としていた。
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「…」
クダリの葬式が終わり、明日は埋葬。
ノボリは夜空の下でぼうっと星空を眺めていた。
冷たい風が、ノボリ指先と頬を冷やす。
それと対になるように、星はきらきらと光り輝く。
ノボリは自身の右手を見つめ、
先程のことを思い出す。
クダリの遺体はキレイな状態だった。
棺桶に入っているクダリは、
いつものような白い服を着ていて、
幸いにも顔に目立つような傷はなく、
まるでただ眠っているだけのように見えた。
もしかして寝てるんじゃないか、と頬に触れた、 あの感触。
触れた頬は生前と比べありえない程冷たく、
ノボリはクダリが死んだという事実を突き付けられた。
物心ついた時から親は居らず、
ずっと二人で生きていた。
どんな時も二人で、時に支え、時に支えられ、
2両編成の双子として生きてきた。
『やること言うこと、いつでもおんなじ』
クダリがいつも言っていたあの言葉が、ふと蘇る。
ノボリは頬に一筋の涙を伝わせる。
ノボリは、クダリ意外に涙を見せた事が無かった。
「…クダリ」
ノボリの声は虚空に吸い込まれていく。
「貴方は立派でした、お客様を庇ったのですから」
ノボリは少し言葉を止めた後、
空の星を見上げて言った。
「…わたくしの我儘なのは、重々承知しています」
でも。
“あなたに、もう一度会いたい”
ノボリのその言葉に反応したかのように、
空の一番星がキラリと強く輝いた。
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どうも
1話から暗い雰囲気マシマシですね
ぬしの癖です。すみません
まぁ多分そこまで暗くはないと思います。多分。
すこしギャグも入れたいですしね。
イッシュ地方のモチーフって
ニューヨークらしいですね
ニューヨークは埋葬らしいので合わせてみたんですけど
個人的には火葬して、火葬のあとに
骨壷を抱えて泣く姿とか好きです。
推しの泣いてる姿とかが割と好きなので…
これだけ見たらただのやばいやつですね
表紙絵…どうしようかな…
構図が思いつかない……
うーーん…
まぁこっちも気長に書いていきます
それでは
♆(Ѻ++Ѻ)♆←そしてこれは精一杯のシャンデラ