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主は駅員などの詳しい名前や口調は知りません。

捏造設定もあります。

それでもOKという方はどうぞ。



▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽

街に冷たい風が吹き始め、

それが秋の終わりと冬の訪れを告げている、

そんな立冬頃の事だった。




クダリが、死んだ。



原因は、トレインの老朽化により耐久性が低下。

ポケモンの技でトレインの一部が故障、破損。


クダリは挑戦者を庇い、

そのまま帰らぬ人となった。



それを事務室で聞いたノボリは、

持っていた書類を落とし、その場で立ち尽くしていた。

周りの駅員の声と届かず、ただ呆然としていた。


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


「…」


クダリの葬式が終わり、明日は埋葬。

ノボリは夜空の下でぼうっと星空を眺めていた。

冷たい風が、ノボリ指先と頬を冷やす。

それと対になるように、星はきらきらと光り輝く。


ノボリは自身の右手を見つめ、

先程のことを思い出す。


クダリの遺体はキレイな状態だった。

棺桶に入っているクダリは、

いつものような白い服を着ていて、

幸いにも顔に目立つような傷はなく、

まるでただ眠っているだけのように見えた。


もしかして寝てるんじゃないか、と頬に触れた、 あの感触。

触れた頬は生前と比べありえない程冷たく、

ノボリはクダリが死んだという事実を突き付けられた。


物心ついた時から親は居らず、

ずっと二人で生きていた。

どんな時も二人で、時に支え、時に支えられ、

2両編成の双子として生きてきた。


『やること言うこと、いつでもおんなじ』


クダリがいつも言っていたあの言葉が、ふと蘇る。



ノボリは頬に一筋の涙を伝わせる。

ノボリは、クダリ意外に涙を見せた事が無かった。


「…クダリ」


ノボリの声は虚空に吸い込まれていく。


「貴方は立派でした、お客様を庇ったのですから」


ノボリは少し言葉を止めた後、

空の星を見上げて言った。


「…わたくしの我儘なのは、重々承知しています」


でも。









“あなたに、もう一度会いたい”




ノボリのその言葉に反応したかのように、

空の一番星がキラリと強く輝いた。


▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽


どうも

1話から暗い雰囲気マシマシですね

ぬしの癖です。すみません

まぁ多分そこまで暗くはないと思います。多分。

すこしギャグも入れたいですしね。


イッシュ地方のモチーフって

ニューヨークらしいですね

ニューヨークは埋葬らしいので合わせてみたんですけど

個人的には火葬して、火葬のあとに

骨壷を抱えて泣く姿とか好きです。

推しの泣いてる姿とかが割と好きなので…

これだけ見たらただのやばいやつですね


表紙絵…どうしようかな…

構図が思いつかない……

うーーん…


まぁこっちも気長に書いていきます

それでは


♆(Ѻ++Ѻ)♆←そしてこれは精一杯のシャンデラ

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