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コメント
8件
続きが楽しみです…✨
内山許さん( #`꒳´ )
最高です...っ!
キャラ説明
「葵」dzのクラスメイト(男)友達
「裕太」dzのクラスメイト(男)友達
「朱莉」dzのクラスメイト(女)友達
「美羽」???
小説のセリフ前(カギカッコの頭のやつ)は、
それぞれの名前の頭文字を表示します。
キャラは増えるかも。
dz視点
bn「dzさんっ!おはよ〜!」
「わっ、bnさん!おはようございます、」
夏休みが明けてから、最初の登校日。校門への道を1人歩いていると、後ろからbnさんに抱きつかれた。少しびっくりしたが、相手がbnさんだとわかると、何となく安心し、2人並んで歩き出す。
bn「dzさん焼けたねぇ〜…。あのときの海?」
「それも1つですね。」
夏休みの中盤、いつもの5人で海に出かけたのを思い出す。みんなでクロール対決したっけ。懐かしいなぁ…。
bn「あーぁ、dzさんも同じクラスだったらよかったのに…。ほんと離れたの悲しいわ。」
「もぉ、まだそれ言います?進学してからだいぶ経ったのに…、w」
bn「言う言う。ねーもうほんとに、ウチのクラスこない?」
「ダメダメ。先生に怒られるでしょ。」
そう。僕たちの5人組仲良しグループ。その中で、僕だけ、クラスが離れてしまった。4月、離れてしまったことに悲しんでいたが、変わらず仲良くしてくれる仲間たちに、とても安心させられたことを思い出す。
qn「dzさーん!bnさーん!」
or「おっはよー!ほら、mn早く行くで!」
mn「待ってよ〜…眠いんだから…。」
仲良く手を繋いで現れた、qnormn。今日は珍しく、orは眠くないようだ。いつも通りの、2人3人の2列になって歩く。
「みんなおはよう。or、珍しいね。眠くないの?」
or「ふふん、今日、みんなと会えるのが楽しみで〜!」
qn「駅からずっとこの調子なんですよ…。そろそろ落ち着いて、w」
qnとorは家が近めで、いつも2人で一緒の電車に乗っているらしい。途中からmnも加わっているようだが。そのmnは、いつも通り、とても眠そうだ。
bn「ほーら、mn。起きろぉ!」
mn「いってぇ!bnさん、何も叩かなくてもいいじゃないっスか!!」
bn「でも起きたでしょ?」
mn「起きたけど…嫌な目覚め…。」
それぞれの、いつも通りの絡み方を見て、懐かしい感情に思わず笑ってしまう。
みんなで雑談しながら歩くと、教室の前まできてしまった。ここで、お別れだ。
「じゃあ、また後で。みんな頑張ってね。」
bn「おう!」
qn「dzさん、あんまり無理しないでくださいね、」
or「またね〜!」
mn「また〜。」
手を振り、4人を見送る。教室に入ると、これまたこんがりと焼けた肌のクラスメイトたちがいた。カバンを自分の机に置き、話しかける。
「おはよう。元気だった?」
葵「dz!元気元気。」
裕「おはよ。そういえば、聞いた?」
「何を?」
裕「転校生が来るっていう噂!」
葵「しかも女だぜ?美人って、誰かが言ってたよなぁ〜!」
教室を見渡してみると、たしかに席が1つ増えている。美人、と友達は騒いでいるが、正直興味はない。だって、顔よりも中身を見るタイプだから。
朱「もー、男子たち、このクラスには私という美少女がいるでしょ〜?」
葵「朱莉は、…そんな美少女じゃねぇだろ。」
朱「えひっど。傷ついたぁー!」
裕「はいはい、朱莉は美人ですよー。」
朱「いや、棒読み!」
「あ、ほら、先生来たよ。」
仲良く喋る友達たちを、微笑ましく見ていると、教室前方の扉が開き、先生が入ってきた。時計を見ると、そろそろHRの時間だったので、静かにするように、友達に呼びかける。
先「みんな、おはよう。久しぶりだね。元気だった?」
それから数分間、今日の連絡事項や、先生の夏休みの思い出話を聞く。実を言うと、今日が楽しみであまり寝られなかった僕は、先生の雑談中、少しウトウトしてしまった。
先「ということで。もう知ってる人もいるかもしれないが、今日から新しい仲間がくる。入れ。」
美「はーいっ!みなさん、初めましてっ!内山美羽って言います!よろしくね〜!」
41
はくしろ🦊🎨💛 🍌☃️
扉が勢いよく開いたかと思うと、見慣れない女子生徒が入ってきた。どうやら、本当に転校生が来たらしい。黒板にササッと名前を書き、自己紹介をしている。
葵「まって、可愛い!ほんとに可愛いじゃねぇか!」
裕「テンション上がる〜っ!」
朱「よろしくね〜、私朱莉!友達になろ!」
世間一般にみたら、美人の部類に入るであろう転校生さんに、みんなのテンションが上がる。早速友達たちが転校生___美羽にたくさん喋りかけている。
美「えへへ、よろしくねっ!……、!」
「……。」
美羽が教室を見渡した時、ほんの一瞬だけ、目が合った気がした。が、1時間目の時間が近づいていることに気が付き、机の中に手を入れ、授業の準備を始めた。
美「ねぇ、君っ!」
「……。」
美羽が誰かに呼びかけている。きっと自分じゃないだろう。と思い、準備が終わった僕は、本を取り出して読み始める。この本は、qnにおすすめされたものだ。探偵ものらしい。
美「もう、君だって!本読んでる君!」
「…ぇ、僕?」
美「そう、君っ!お名前教えて欲しいなぁ〜っ♡」
「…dz、」
美「えへへ、いい名前だねっ!よろしくね、dzくん!」
「うん、よろしく。」
こちらに笑顔を向けてきた美羽。周りの人達が頬を赤らめているのが目に入った。みんな、こういう人が好きなのかな。この子、俗に言う“ぶりっ子”というタイプな気がするけど…。
美「じゃあ、また後でねっ!」
やっと彼女が自分の席へ向かった。でも、美羽が座ったあとから、彼女が僕にチラチラと視線を向けてくる。気のせいかな。気のせいだといいけど。
だが、1時間目の授業中、その視線が途絶えることはなかった。
(…なんか、ずっと見られてるんだよなぁ…。ちょっと申し訳ないけど、気味が悪い、…。)
美「ねぇねぇ、裕太くん…だっけ、?」
裕「う、うん!どうしたの?」
美「美羽ね、教えて欲しいことがあるんだぁっ!…このクラスの一番のイケメンって、dzくん?」
裕「んー…。うん、そうだね。dz、顔だけじゃなくて、性格もイケメンなんだよなぁ。」
美「えへへ、そうだよねっ!よかったぁ…!ありがとうっ!」
なにやら、裕太と美羽で、僕の話をしているようだ。少し陰口みたいで落ち着かないけれど、悪いことを言われているみたいではないので、怒ることはしない。
でも、美羽がこちらを見て、ニヤリと微笑んでいるのは、気のせいなのだろうか。
そんなことを考えていると、美羽がこちらに近づいてきた。
美「ねぇ、dzくんっ!…あのね、美羽…dzくんに一目惚れしちゃったみたいなのっ…!」
「……。…え?」
美「だから、恋人になって欲しいな、…?//」
赤い顔でこちらを見つめる美羽。僕は、思考が停止した。だって、今日、初めて会った人だから。まだ1度しか話してないから。
心臓が少しだけ跳ねたが、すぐに冷たく沈んだ。こんな急に言われても、どう返せばいいのかわからない。
まだ混乱している頭で、誠実に答えなければいけない。初対面だとしても、きっと本気で、勇気をだして伝えてくれたことにはかわりないから。
「…ごめ、ん。…付き合えない。」
美「え、…どうして?」
「どうしてって、…。…僕は、君のことを知らないから、」
美「そんなことで断ったのっ、!?酷いよぉ…、、…。」
「え、あ、ちょっ、…!」
彼女は顔を歪め、涙を零した。サッとハンカチをカバンから出し、美羽に渡そうとする。だが、それは予想外の人物に阻まれた。
葵「触んなよ。お前が泣かせたんだろ。」
「あおい、…?なに、言って、…?」
裕「見損なった。…いいヤツだと思ってたのに。女子を泣かせるなんて。」
「裕太、まで、…。その、違くて、」
朱「違う?何が?…美羽ちゃん、大丈夫?ほら、おいで。」
美「朱莉ちゃんッ…、、」
美羽が泣きながら朱莉に抱きつく。僕は、何も考えることが出来なくなった。体の中に流れているはずの血が、スッと引いていくような感覚を覚える。
ずっと友達だった3人が、敵を見るような目でこちらを睨むから。
何かが、壊れる音がした。
その日は、ずっと一人だった。誰にも話しかけてもらえず、ただ空気のように扱われる。担任は不思議そうだったが、ただの喧嘩として処理したらしい。
地獄のような空気を耐え抜き、やっと大好きな4人に会うことができた。いつの間にか、学校は終わっていた。
bn「あ、dzさん!!おつかれ〜!」
「bn、さん、…。」
qn「どうしたんですか?…何かありました?」
「ううん、別に、なにも。ちょっと今日は疲れちゃって、…。」
笑顔でこちらを見てくれる親友たちに、心の波が落ち着くのを感じる。冷えきっていた心に、少しだけ日が当たったような、そんな感じ。
or「相談したかったら、いつでも言うんやで!」
mn「そうっすよ。…俺たち、親友だろ?」
bn「dzさんを泣かせる奴がいたら、俺がぶっ飛ばす!」
qn「bnさんずるい!dzさん、俺も手伝いますからね。」
「…うん、ありがとう。」
4人のその言葉だけで、まだ立ち続けられる気がした。
その後、5人で遊ぶことになり、みんなでゲーセンに行った。クレーンゲームはqnがとても上手で、orのリクエストしたぬいぐるみを取って渡したりしていた。5人でバトルした、レースゲームはとても盛り上がった。何回もコースアウトするbnさんと、それを煽りながらも心配するmnが面白くて、僕の口角は上がりっぱなしだった。
家に帰ると、やはり薄暗い空間が広がっていた。僕の父親は医者。母親は凄腕の看護師長と、毎日忙しくしている。だから、家にいないことが多い。
別にそれはいつもの事だし、もう慣れてしまった。
「えーっと、ご飯は…。…冷凍のやつでいいか。」
冷凍庫から、この間買いためていた冷凍食品を取り出す。何故冷凍食品なのかって?料理ができないからさ。
電子レンジに入れ、袋に書いてあるとおりに調理する。少し待つと、いい匂いがキッチンを満たした。
「いただきます。」
お皿に移した料理を口へ運ぶ。少し味気ないが、今はそれでいい。そのうち、料理を教えてもらいたいが、きっとそれは叶わないだろう。
その後、洗い物や、洗濯物、掃除をしてから、宿題を終わらせ、お風呂をいれ、寝る準備をした。いつものナイトルーティーン。初めは大変だったが、もうだいぶスムーズにできるようになった。
「……。…おやすみなさい、」
誰もいない空間に、その言葉は吸い込まれて消えた。明日も学校だ。少し不安だが、明日こそは仲直りをしたい。
そんな期待を込め、僕は眠りに落ちた。
dz視点
次の日の朝
今日の朝もいつも通り、一人で朝ごはんを食べ、学校に向かった。途中でいつもの4人と会い、5人仲良く2列で教室の前まで移動した。
4人と別れたあと、僕は一人になり、教室の扉を開けた。
「みんな、おはよ____ 」
バシャァアァンッッ
「……え?」
冷たい。何かが床に転がる音がする。呆然と前を向くと、僕の姿を見て笑っている人達がいた。
それは、美羽と、…葵、裕太、朱莉の4人だった。
「ご、めん…なんか、した…かな、?」
朱「えー、分かってないのヤバすぎ、w 美羽ちゃん、こいつはやめておいた方がいいよ。」
葵「そうそう、こいつじゃなくて、俺を好きになりな?」
裕「え、葵ズル!俺も俺も!」
美「えへへ、みんなありがとうっ!」
手の力が抜け、小さな水たまりが広がる床に、カバンを落としてしまう。髪の毛からも、水がポトンと落ちる。
水をかけられたんだ。
バケツに入った水を。
足元を見ると、よく見る、水色の大きめのバケツが転がっている。さっきの音はこれだったのか、と何故か冷静に分析してしまう。
朱「…さっさと片付けてよ。誰かがコケたらどうするの?」
「…わかった。」
掃除道具入れから雑巾を取り出し、床を拭く。だが、それだけでは水は取り切れなくて。仕方がなく、ブレザーの袖で床を拭いた。
それから、トイレに移動し、一応毎日持ってきていた、予備の制服に着替える。
それから教室に戻ると、想像とは違う光景が広がっていた。
美「うぅ、冷たい…痛いよぉ…っ、」
朱「美羽ちゃん…。転んじゃうなんて、大丈夫?血、出てない?」
葵「あ、戻ってきた!おい、さっさとバケツも片付けろよ!」
裕「そうだぞ。美羽ちゃん、お前を心配して、見に行こうとした時に、バケツに引っかかって転んだんだぞ?」
大きな泣き声が、朝の教室に響き渡る。でも、泣いているはずなのに、彼女の口角はクラスメイトたちに見えないところでつり上がっていた。
バケツを拾ってみる。たしかに、躓きそうではある。立ち上がり、こちらに近づいてきた葵と裕太。裕太に胸ぐらを掴まれる。
裕「おい、何とか言えよッ!」
「ごめ、なさ…、」
葵「美羽ちゃん、こんなんじゃ許せねぇよな?…水をかけられたも同じなんだから。」
「……、。」
mn「dzさ、ん?…なに、してんすか、?」
「……っ、!?」
そのよく知った声が響いた瞬間、教室の空気が一瞬止まった。
お疲れ様でした!
どうでしたか?
長すぎるかな
長すぎだったら言ってください
自分でもこんな長い文、あんま書いたことないので、終盤が雑いと思います
シリーズ頑張って完結させるので、
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またね〜