組織地下牢。 墻音。
「、、狂唖さん、そろそろ仕事戻りましょうよ」「翠と会うの気まずいわ、、」「ここは休憩所じゃないぞ」そう歌星さんは俺等に言った。「、、でも、張らなきゃ狂唖ずっと仕事できないじゃん」小我太さんはそう体を起こした。「、、んー、、でもな〜、、」すると「だぁぁ!!!!狂唖ぁぁ!!」「うをぉ、びっくりした」「ピエロですかね、、??」「、、??え、あのピエロまだ生きてんの、、頭吹き飛んだはずでしょ??」小我太さんはそう俺に聞いた。「体だけ生きてるんですよ、、頭はもう死んでますけど」「へぇ、、凄いな、、」「、、ちょっと見てきますね、、ついでに点検もしてきます」俺はそう狂唖に言った。「んー、、」
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組織廊下。 加内。
「、、、、」、、眠いな、、「加内」「、、??あ、酒井幹部、、お疲れ様です!!」「お疲れ、傷はもう大丈夫なのか??」「ハイ、、お陰様で、、」「そうか、、なら良かった、、この資料を今日中に片付けてくれるか??」「ハイ!!了解です!!」
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組織地下牢。 小我太。
「、、そういや風磨元気??」俺はそう狂唖に聞いた。「、、??うん〜、元気〜、でも小我太が居なくて頬こけてた」「嘘言うな」「でもどんなご飯食べても美味しくないって」「ハハ、、風磨焼肉は味するって言ってたけどな、、」「小我太が居ないからじゃない??」「そうなのかな、、まぁ、しばらく焼肉食べてもらおう、、」すると「狂唖さん、ピエロの手錠ひび割れてましたよ」そう歩いて来たのは墻音君だった。「え、マジ??」「ハイ、替えの手錠貰っときますね、、俺もう先に戻りますよ、養成の授業の時間なんで」「へいへい〜、、」「、、いや、、墻音君って本当しっかりしてるな、、狂唖のどこ見たらああ育つんだろう」「小我太??」「親がしっかりしなかったら子供はこうなりたくないと思い親と真逆に育つらしい」「歌星??お前も何言ってんだ」「狂唖、将来墻音君に養ってもらいな」「んー、考えとくわ」狂唖は立ち上がった。「んじゃあ、そろそろ戻るわ、、咲久に怒られるし、、」「うん、頑張れ〜」すると「、、狂唖」「、、??何」狂唖は歌星の方を見た。「好きだぞ」「、、、、」「恋愛的な意味で」「、、え」狂唖は眉間に皺を寄せた。「え、えっと、、」「彼氏持ちに言うのも何だが、、でも、、まぁ、、」「、、??」「血の繋がった恋愛は無理だな」
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数分後。
「、、ねぇ、、さっきのどう言う意味、、」俺は歌星にそう聞いた。「何がだ??」「血の繋がったって、、お前狂唖と血繋がってるの、、」「、、まぁな、、最近まで気づかなかった、、未來はあのクソ兄のせいで血の繋がった者と恋愛をすると重罪になる、、まぁ、今となっちゃ関係ないことだが、、、」「、、、、」「狂唖は不思議な奴だな、、凶暴で、厳格な奴なのに、可愛いくて子供っぽい」「、、そうだね、、」「、、大速力」「、、??」「そろそろ頃合いだと思う」「、、??何が??」「、、俺の能魔は鉄を溶かす能魔だ、、こんな鉄格子」歌星は手を鉄格子に近づけた。「2秒もあれば溶かせる」
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組織地下牢扉前。 狂唖。
「、、、、」びっくりした、、「、、、、」、、やっぱり俺って未來さんと血繋がってんのかな、、「狂唖さん」「、、??墻音??こんな所にいたの」「、、まぁ、、」「、、??、、まさか聞いてたの、、」俺は墻音の顔を見た。「、、別に何とも思いませんよ、、アンタが告白されてる場面なんて馬鹿みたいに見てますから」「そ、、そう??」すると「、、あ、狂唖さん、墻音君、、お疲れ様です」「、、お、加内、お疲れ」「お疲れ様です、blood達にはもうご飯あげましたよ??他の用事ですか??」墻音はそう加内に聞いた。「う、うん、、まぁ、、アハハ、、」「、、??」「、、、、」