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なんかこういう雑談を最初に入れると♡少なくなるの。
だからテメェは喋んなってことだよね???
おけ。黙りま~す。
___
桃「…ッ“”」
紫「桃?」
桃のこともあるし、俺の家で桃を見ることになったが…ずっと桃の様子がおかしい。
痛いのは当然そうだろうが時々何か痛むように胸を抑える。
紫「…痛いのか?」
桃「ッ“~…ふぅッ…ッ…“”~…大丈夫ッ!ニコッ」
紫「いや何処が。」
紫「やっぱ病院に」
桃「…もうわかってるでしょ、」
桃「診てもらったところで追い出されるさ。」
紫「…なら早く裁判を済ますだけか。」
桃「…ね、紫、」
紫「ん?」
桃「少し試したいことがあるから手貸して、」
紫「…無理はするなよ?」
桃「うん…」
グイッ
桃の手を引っ張って桃を立たせた、
が、
ズドッ
紫「桃ッ…!大丈夫か?」
桃「……やっぱ、そうだよね…」
紫「ぇ?」
桃「…どうこれを証明しようか…ボソッ」
紫(…何考えてるかまじでわかんねぇ奴だな)
桃「…紫。」
紫「ん?」
桃「ごめん、」
紫「ん?」
桃「…計算外だわ…」
紫「なにが…ッ」
桃「…歩けないかもニコッ」
紫「……ッは?」
桃「足に力も入んないし、そもそも足の感覚なくて。」
桃「…まぁ普通にリハビリすれば治るかな…。」
紫「……はぁ、桃はどうしたい?」
桃「…歩きたいかな~」
紫「なら俺が手伝う、だから治そう。」
桃「うん。」
ひとつの問題は解消した。
あとは
この痛みの正体か。
症状も病気も明かされてない俺には何があるかもわからない身体だ。
それを自分で探す必要がある。
桃(終わってんな。)
桃「…紫…ごめん、座らして」
紫「ぁ~…」
桃「ちょッ!?」
桃「普通に手貸してくれればいいじゃん!?」
紫「うるさいうるさい。」
紫「無理して悪化される方が無理」
桃「…ッばか」
紫「お前がな。」
桃「はぁッ!?」
紫「暴れんな、」
桃「いや、早く下ろして!?」
紫「……お腹は、?」
桃「…空いてる…ッ」
紫「待ってて。」
桃「…ッもぉ~…“”」
紫「手料理はむり。」
桃「ッニコッ」
その方が何かあった時助かるかな。
桃(モグモグッ
桃「…。」
桃「…ね、」
紫「ん?」
桃「…一回体温計くれない?」
紫「ぁ~…はい、」
36.8
桃「…そこまで高いわけではないか。」
桃「ね、紫、一回食べてくれない?」
紫「…なんで。」
桃「いいから、」
紫「…美味しいよ?」
桃「なら俺がおかしいんだわ。」
紫「なに、どうした?」
桃「…味覚ない、」
紫「…一回辛ラーメンでもだそうか?」
紫「辛さ増し増しで。」
桃「…いや、いいわ。」
桃「紫には言っておくね、」
紫「なに、」
桃「俺らが退院する前、あの医者はバインダーを眺めてた。」
桃「俺が何度も見た光景、」
桃「“病気”があっても隠してる」
紫「…何度もってなに、」
桃「…再婚する前。」
桃「お母さんは俺を産んだと同時に亡くなったから知らないけど」
桃「物心ついた頃、お父さんに言われたこと、今の俺に何を言っても大きくなった時わかんないと思うけど、持病があるから下手に動くなと。」
桃「大きくなったらちゃんと話すって。」
桃「でも、」
紫「教える前に交通事故で亡くなったと」
桃「そ。」
桃「多分それが悪化して味覚が消えたのかな。」
紫「…薬ももらえないってこと?」
桃「そういうことです。」
紫「…政府様様じゃねぇか、」
紫「余計なこと…」
紫「とりあえずわかった。」
紫「5感がちゃんとあるか調べるか、」
桃「助かります。」
紫「痛みは?」
桃「あるよ。」
紫「そりゃそうか。」
紫「見えてはあるよな?」
桃「うん。」
「聞こえてるし。」
紫「匂いは?」
桃「あるかな、」
紫「…感覚は?」
桃「…ある。」
紫「なら、味覚だけか?」
紫「…呼吸はしづらいとかは、」
桃「…多少?」
桃「でもこれは前からそうだし、」
紫「…ん、わかった、」
紫「なんかわかったことあったら教えろ」
紫「調べとく」
桃「助かります。」
紫「…はい」
桃「…連れて行き方どうにかならない?」
紫「1番これが楽。」
桃「俺はむり」
紫「……まぁ当分はこれで。」
紫「慣れろ」
桃「無理だろ…」
どんなことがあっても桃にとって今が一番の
地獄なんじゃないか?