TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

MGA 短編集 🍏

一覧ページ

「MGA 短編集 🍏」のメインビジュアル

MGA 短編集 🍏

第6話 - #6.｢星｣（大森 × 若井）

232

2025年05月21日

#ryok

#wki

#mtk

#MGA

ななるん 🍏

シェアする

この作品はいかがでしたか？

232

ななるん 🍏

プロフィール

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール

テラーノベルのスクリーンショット

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

ホーム

検索

通知

本棚

｢星｣

もとぱ（ほのぼの、ショタ有

大森side

｢おーきくなったらね！僕ひろとと結婚する！！｣

｢んえ？でもっ、僕男の子だけどいーのっ？ ×× ちゃんとかじゃなくて … ？｣

｢うんっ、ひろとと結婚するの！｣

｢んへへっ、じゃぁおとなになってもずーっとすきでいてねっ？｣

｢うんっ！！｣

僕ね！ひろとのことだーいすきだから！おむかえくるの！！

約束して数十年。

結婚するって言ったもんね。滉斗。

幼稚園から現在まで、俺らはずーっと一緒だった。

滉斗が危ない時は俺が全力で守った。

中学ん時、滉斗顔可愛いから、ストーカーされてた時はほんとにびっくりした。

だから俺が彼氏のフリして守ったよね。笑

ま、高校からは本物の彼氏になったんだけどさ。笑

今日は、結婚しよ、って言って、結婚指輪を渡す。

ムード作るの苦手だから、夜の公園に誘ってみた。

｢滉斗 ~ 、自販機行きたいから公園ついてきてよ。｣

｢ん ~ おっけ、寒いから元貴カイロ代わりになってよ？｣

｢いっつもなってんじゃん、笑｣

18歳の時からお互いバイトしまくって借りたこの家。

同棲、楽しかったな。今からもずーっとするし、する以外の選択肢なんてないし、滉斗にも与えないけど。笑

｢ねぇ滉斗、こっち来て。｣

｢ん、｣

夜の公園で、口付けをする。

｢ …っ！？ … ん｣

｢ …笑｣

｢ねぇ滉斗、結婚しよ？｣

パカッと箱を開けて、結婚指輪を見せる。

｢ … っ、はいっ！｣

潤む滉斗の瞳を見ながら、左手の薬指へと指輪を通す。

そして俺の左手の薬指にもお揃いの指輪を通してもらう。

｢ … 元貴、愛してるよ、っ …？｣

滉斗の方から口付けをされると、俺は滉斗を抱き締める。

家に戻る帰り道に、左手の薬指に通された指輪を空に掲げている滉斗は、

夜空の星より、ずっと綺麗だった。

ショタの甘々恋愛描きたかったんだけどいつの間にか結婚しとった。まじかよ。