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鮭さーもん
16
ゴンがピトーへの復讐を終えた後、
ゴンの体は酷く損傷し入院していた。
キルアは会いに行こうとしたが、
見せれる状態では無いとの事だった。
ある程度ゴンが回復したという噂をキルアは聞き、お見舞いに来た。
何故か周りの人達は皆気まずそうにしていた。
やっと親友と会えるというのになんだか不穏だ。
ドアを開けると、緑がかった逆立ちの髪が見えた。
ただ、様子がおかしかった。
「……ゴン?」
名前を呼んだ。顔がこっちを向いた。
ゴンが口を開けた。
「あー」
ゴンはなんの意味もない音を発していた。
顔をよく見た。
口から涎が垂れていて、微妙に目が合わない。
体を見ると、あの時に失った右腕。それは知っていた。
何故か、ゴンはおむつを履いていた。
「…冗談だろ」
キルアの顔が青ざめた。
「ゴン!おいゴン!目覚ませよ!」
体を揺さぶった。
近くの看護師さんに止められた。
自分でもバカな事をしたのは分かってる。
でも、信じられなかった。
最後に突き放されて終わるなんて。
コメント
1件
うわ、これは…読んでて胸が締め付けられました。ゴンの復讐の代償がこれか、って。キルアの「冗談だろ」の台詞が切実で、その後の「自分でもバカな事をした」という後悔の一文が特に重かったです。おむつや涎の描写がリアルすぎて、現実突きつけられる感じがしました。続き、どうなるんですかね…気になります。