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何故、僕は此処に居るんだろうかな『考えるだけ無駄か。』脳はすでに無いと云うのに
『脳はなくとも心で考えれば良い、って心もないんだったな』僕には何も無い、そう..何も
そう思いながら、変わらず今日もすごいしていた『人形でも作ろうかな』
手先は起用ではないが人形を作るのは好きだ『…何だ、このゴミ、俺の人形か』
僕は何なんだろう、記憶は殆ど無い...これで何度目だ『フレアLIFE』
『もぉ、殺してくれよ、眼の前で人が死ぬのはもう、嫌だ』...いや、何度も死んだ
死んでも死んでも蘇る、死にきれないことでもあるのだろうか『人生は後悔しかないだろう』
悲しき現実は目を逸らしたくなる『さぁ、いつもの業務をこなさないと』、今日はなんだろう
そんな事を思いながら溜息を付いていると「NP-493-22、生きていますか」『はいはい、元気ですよ』
いつもの、聞き慣れた声、恐怖の始まりを告げる声『今日の業務はなんですか』
「話が早いですね、今日は少年少女の約6人の抹消です」驚いた。
『おいおい、OCさん...ついに子供にまで手をかけるようになってきたか、見損なったぞ』
OCさん、生まれたときになぜか捨てられた僕を拾ってくれた張本人
だが、実際には合ったことがない、OCさんは、画面の中からずっと話しかけてくる
「狂症者の反応が6名中4名、狂症の集団よ、それに、彼らの中には豪呪級の者も居たらしい」
豪呪者..狂症者の中でも滅多に見ない、いわゆる狂症に適応した者
『ほとんど絶滅したはずなのに、まだ生き残りが居たんだな』
「らしいわね、それも結構な実力者よ」豪呪者...正直勝てるビジョンは見えない
「リーダーは豪呪者の(呪狐の力)を使うとか」聞いたことの無い能力だ、恐ろしい
『対象の処分方法は、どうすれば良い』「殺害、捕獲、及び無力化」
彼のことは知らないが爺ちゃんの遺言(狐の眼には気をつけろ)狐...
「どうしましたか、何か有りましたか」『いぃや、何でも無い、』
狐..爺ちゃんの遺言が正しければ彼は恐らく、考えても仕方がない。
元々、僕は死ぬ予定だった幼い頃に海に潜りリヴァイアサンの毒を食らった
『はぁ..こりゃどうしたか...持って30分..こりゃ何も間に合わないな』
「人生は諦めなければ、助かるものだよ」人の声、若い女性の声だ一体誰の声だ
『どういうことだ』「君を助けてあげようと言ってるんだ」
リヴァイアサンの毒は豪呪病に近い物だと云う『本当に...助かるのか?』
「あぁ、助かるさ、ただし、条件がある、」生きるためなら何でもする、その精神だけだった
「条件は一つ、私のもとで暮らしてもらおう」親が居なく辛い人生を送ってきたから
親の居る人生を味わってみたく成った「フッ、ノリの良い少年だ、では付いてきた前」
「一旦今日はこのベットで寝といてくれたまえ」良いベットだ、そう思っている間に即座に眠りについた
目覚めれば、先生の膝の上だ『先生、どういう状況ですか。』
「男子はこういう事をすれば喜ぶと先生から聞いたのだよ」何だそれ
『僕、女ですけど..』「え?..そうだったのかい」見た目は男に似ていると云われたことがある
「そうかい?、ならば...」『ひやぁ!...どこ触ってるんですか!』博士にデリカシーはないのか
「女なのだろ?ならその証拠を確かめなければならないのが博士の仕事だからねぇ」
とはいえ、「だが君が女となると話が変わってくる、服はこっちに着替え給え」
先程の服とは代わり女性用の服らしいものに成った「コレでいいだろう女性用だ」
『あの、博士..』「何なんだ、」『スカートは恥ずかしいです..』。
「何なのかね、面倒くさい女の子だねぇ」「羞恥心はあるんですよ!恥ずかしいですって!」
そう訴えていると博士が男性用の服をもう一度出してきてくれた「コレでいいだろう」
博士は嫌そうな顔をしていた『ありがとうございます』コレが始まりだったな
『懐かしいな、あれからもう5年か..』今日も豪呪者の処理を
「6名の処理へ行ってらっしゃい」先生の優しい声、昔のような声だ『行ってきます』
眼の前の扉が開き意識が途絶えた。
「はぁ、マリア...お前の子は元気に育っているぞ」
ご視聴アザァス!、趣味で何となくで書いてみたんだけど、全然上手く行った気がしない
でも、趣味だから下手でも良いよね