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空っぽな音の短編集

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空っぽな音の短編集

6 - どうしても₍ ₍ 偽物 ⁾ ⁾になれない。

♥

25

2025年03月14日

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↺⚠


↪🧸

⚑後編

⚐dc5よりQnMn

⚑すれ違い要素有

⚐誕生日記念短編










Qn side.











時たま、孤独になることがある。

そんなとき、すぐさま

相棒であるMENが寄り添ってくれる。



彼はなんとも、自由なヤツだ。

でも驚くほど考えがあるし、戦闘スキルだって勿論高い。

ハマったらのめり込むタイプ。その言葉は彼にピッタリだ。

そして何より、ピンチなときは仲間を本気で思い、時には傍で優しく寄り添ってくれる。

なんだかんだ、良い奴である。



でも、時折思う。

彼は相棒という肩書きにあまり良い思いを持っていないのではないだろうか。

会話をしていると、どこか距離があるように感じてしまう。



ただ、彼とも長い付き合い。

特別な存在ではないけれど、不要な存在だとは微塵も思わない。

彼と競うことは、とても楽しくて仕方がない。


勝ったら勝ったで、相手に火をつける。

負けると相手に燃やされる。

そして互いに熱を浴びる。

繰り返し繰り返し、噛んでもまだ味のあるガムのよう。

そしてまた、膨らまされる闘争心。







そんな彼と過ごしてきて、何年だろうか。

まだ未知のある彼を見て、思うことがある。















──────どうしても彼を、






好きになれない。




















そしてそんな自分も






好きになれない________。






































これは互いが互いに



どうしても偽物になれない話。

この作品はいかがでしたか?

25

コメント

7

ユーザー

由来知ってめっちゃスッキリした!! そゆことか!?!! めちゃめちゃ面白かった〜…!

ユーザー

題名の由来 偽物になれない=本物でしかない ↪その気持ちは本物である⋯ ✄ ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈ 誕生日記念短編!いかがでしたでしょうか、! NEXT short story ↪↪Fさま300にん記念短編

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