あけましておめでとうございます‼️
冬休み楽しすぎますね!←関係無い
それではどーぞ!!😸
「フフフ…、やっと僕たちが恋人同士だと認めてくれましたね」
認めてなどいない。今のは貴方がヤンデレでサイコパスな脅しをした所為だ。決して私たちが恋人同士だなんて認めてない。____って云うか、
『恋人がヤンデレとか最悪じゃん……。』
「何か言いました?」
『いいえ何も』
だから怖いんだよ!今の絶対聞こえてたでしょ!惚けながら圧かけて来ないでよ!
「其れと〇〇さん、太宰君の事ですが……、彼との関係を切って下さい」
『否、切るも何も治くんと私は今日会ったばかりの人で恋人でも何でもないからね』
「いいえ、貴女と太宰君は今日初めて会った訳でもありません。連絡を取り合っていた事もぼくは知っています」
『はぁ?連絡なんか取り合ってないわよ!迷惑メールを一方的に送られて来てただけ!』
お前もだけどな!
っと云う言葉はのみ込んだ。
一体どこをどう見たら連絡を取り合っていただなんて解釈になるんだ。勝手な勘違いをしないで欲しい。
「では太宰君とは二度と関わらない、連絡も取らないと約束して下さい」
『だからさぁ……』
勝手に関わって来たのは治くんの方なんだよ。私としては関わりたくないしメールだって送りつけて来て欲しくない。
『とりあえず私からは関わってないし連絡もしてないからね。こっちから干渉する事はない』
「もし其れを破れば如何なるか……判りますね?」
『……か、監禁…?』
この人さっきからずっと監禁とか四肢切断とか言ってたし、今も黒く濁った目してるし、きっと破ればそれ等が実行されてしまうのだろう。
「いいえ?違いますよ。監禁する事は既に決定事項ですので貴女が約束を守ろうが破ろうが其の決定が覆る事はありません」
『……。』
何だと…?
監禁は決定事項?
何なのこの人、意味わかんない。私が何したって言うのさ!
こっちは被害者だぞ!
そもそも監禁するなら否が応でも治君と干渉出来ないのでは…?
「約束を破った其の時は、ぼくと同じ
____追われる身、、、、、になってもらいます」
『……追われる身?どう云う意味ですか』
「約束を破れば判りますよ」
そう不敵に笑ったフョードルさん。
え……、この人マジで何なの?意味がわからなすぎて怖い。
治君より此奴の方が不気味で悍ましい___。
〝追われる身〟───其れは一体どういう意味なのか
やっぱりフョードルさんって、かなりヤバい人危険な人なのか…。
慥かに幾つも其の片鱗はあった。監禁やら四肢切断やら、ヤンデレを通り越してサイコパス発言が今も尚悪い意味で私の脳に焼きついてる。
……此奴は間違いなく、只のストーカーではない。
『貴方は一体何者なの?』
「貴女を心から愛する者です」
違う、そうじゃない!そんな事を訊いているんじゃないんだよ!私は、“追われている貴方”は何者なのかと訊いてるの!
『フョードルさん如何して追われているの?』
「さぁ?如何してでしょう」
OK分かった。答える気はないって事だな。じゃあもういいよ、勝手に考察してやるから!
『実は犯罪組織のボスで数々の犯罪に手を染めて全世界から指名手配されている』
「!!」
『____なんて、そんな事は無いだろけど。』
「………。」
ん~……、滅茶苦茶適当に言ってみたけどまぁ有り得ないよねぇ。でもこの人に関する情報が少な過ぎて何も判らない!
『はぁ…』
「お疲れのようですね。今直ぐぼくが癒さて差し上げます」
『ちょっ…!?』
フョードルさんは妖艶な微笑みを浮かべながら私をそっと抱きしめた。
お疲れなのは貴方達の所為ですとか、この抱擁は癒すどころか更に疲れの要因になりますとか、体温を感じ取れないけど寒いの?とか、耳に掛かる吐息が一寸えろいとか、そんな事絶対言えない。
「貴女はぼくのモノですよね」
『……』
せめて疑問形にしろよ
「〇〇さん?」
『あ、はい』
拝啓治くん、同意を強要してくる件について如何思いますか?
「ぼくのモノだと云う証拠印を、ここ、、に残しておきますね」
『は?──────ぁ…ッ!?』
首筋に宛てがわれた彼の唇…___、次の瞬間チクリとした痛みが首筋に走った。
其れが何なのか、鈍感ヒロインじゃない私は直ぐに理解出来てしまった。そして勢い良くフョードルさんを突き放した。
『何するんですか!』
「ふふ___」
ふふ__、じゃねぇんだよ!そんな恍惚した表情をして私を見ないで!
「太宰くんと交代の頃合いですね。___では〇〇さん、ぼくとの約束を遂行して下さいね」
それだけ云って部屋の出口へと向かって行くフョードルさん
其の儘一生戻って来るな
…そう思わずにはいられなかった。
コメント
7件
やばいです好きです
すきぃッッッッッッッッ