テラーノベル
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俺は次男なのに“耳が聞こえないだけ”で何の役にも立てなかった。
最初こそは〇〇やってくれる?とか、〇〇お願いしてもいい?って、頼られていた。
だけど、筆談がめんどくさくなったのか次第に頼まれることは減っていった。
その日から兄弟とは話さなくなった。
みことはずっと気にしていたのだろう。俺が横を通るとオドオドしていた
俺には友達なんていないから学校が終わったあとはずっと家だ。
家族とも上手くいっていない。家にも学校にも居場所がなかった。
心のどこかでは思っていた。
またみんなと仲良く話せますように__って、
叶うはずもないのに___
だけど、みことが俺に話しかけてくれた日から俺の日常は段々と変わり始めていた。
また兄妹と仲良くなれて浮かれていたんだ。
俺がいたからみことは泣いた。それに兄弟仲も悪くなった。
全部、
𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ↝ ♡350
コメント
4件
らんらん無理してるね…