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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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 朝起きると僕は布団の外にいた


あれこんなに寝相悪かったっけ?


「夢…」


僕は昨日の夜夢で彼に…抱かれた…


そんな夢見てはいけない…


僕は必死に顔を左右に振らし自分に言い聞かせた


そしていつものように公園へランニングする


彼はいるのだろうか…また話せるのかな…


何故か今日はすごく彼に会いたいという気持ちでいっぱいだった


「会えたらいいな(* ´ ˘ ` *)」


僕は急いで公園に向かった


穏やかで暖かい季節になった、だけど僕は彼に会うと夏のように激しく胸をうつ


変なところを見せないといいけどな…


ウキウキしながら、緊張しながら、彼のいる公園へと走っていった


「あ、居た」


彼は今日も本を読んでいた


僕はあまり本を読むのは好きではないけど、彼の読んでいる姿は好きだった


見ているだけで惚れてしまう


僕が彼の方に目を向けていると…彼は僕に気づいた


「あ、おはようございます」


彼は微笑みながら僕に挨拶してくれた


「お、おはよう、ございます///////」


すごく照れたように答えてしまった


変に思われていないかな…


大丈夫かな


一気に沢山の感情が出てきて僕の頭は混乱状態になってしまった


彼は…


「今日すごく暖かいですね」


僕に言ってくれている


「は、はいそうですね」


僕は緊張でちゃんと話せているか心配だった


「毎日ジョギングって凄いですね」


褒められた…しかも話し続いてる


「そうですか?…ありがとうございます」


僕もちゃんと返さないと…


「はい、だって僕運動できないから…」


彼は少し悲しそうな表情で言ったのだ


何か病気なのだろうか


顔を顰(しか)めていた僕に彼は気にしないでください、と言った


僕は目をパチクリとさせ彼の言葉を待った


けれども彼は何も言ってくれなかった


「す、すみませんもうすぐ仕事の時間なので失礼します」


気まづくなった僕はその場を後にした


これから気まづくなってしまうのかな…


この先の事は誰も想像つかないのだろう


誰にも、結果はわからなかった…僕の人生はやっぱり自分で掴み取ったものではなかったのかな…


神様どっちなのでしょうか


この作品はいかがでしたか?

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