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nmmnであり、二次創作で
ご本人とは一切関係ありません。
そこまでセンシティブでもない、ゆるふわな感じです!お楽しみください😌
朝、鳥が鳴く頃。5時、ピピピピと鳴るアラーム音で目覚める俺の日課。隣には…腕に枕を挟みうつ伏せのような体制で携帯をいじっている
いるま。
まだ起きたばかりで、視界がぼんやりしていてほとんど見えないが、いるまははっきり見えている。
体が怠くて二度寝をしたい所、だけど
今日は会議がある…いるまがとなりにいて、幸せなはずなのに憂鬱だ…おはようの一言も言ってくれねぇし。この。
俺が黙っていると
「…ふは笑 おはよう」
こっちを見て軽く笑い、挨拶。
その表情、動きだけで、好きだ。
そんな気持ちが溢れ出てきそうで…
「俺の顔になんかついてる?笑」
…いつのまにか、ずっと見ていたようだ
見惚れていたのか、挨拶をしてこないいるまにムカついたのか…そんなことをぐるぐる考えていた
「なんか言ってよ〜恥ずいんだけど」
「…ぉはよ、、」
発した自分の最初の声に自分でもびっくりしていた。ガラガラで汚い声を聞かせてしまったな。いるまはこんなにかっこいい声なのに…
「あっなつ、またネガティブになってる?」
「なんでわかったんだよ」
「だんだん眉頭にしわできてんぞ笑」
トン、と眉頭に人差し指を置かれて、ふっと笑いかける。
ああ、かっこいいなぁ。
好きすぎて、また眉頭に、しわが…
「昨日の事のせいで声、ガラガラだな」
「昨日、?」
昨日、何をやっただろうか…
メンバーで飲みに行って、そこからが記憶に無くて、何もわからない。
…もしかして、ヤったのか、??
「いるま、お前っ」
「あ?お前が誘ってきたんだろーが。」
「はぁ!?俺がっ!?」
「チッ、それも覚えてねーの?笑」
「ここで一緒に寝てるのが証拠だろ。写真もあるけど見る?笑」
「…みない、、今日の会議どうすんの…」
「あー、じゃあ〜〜〜…」
…俺が誘った??なわけ…とか思ってたけど最近はいるまとやってないし確かに欲求不満だったのかもしれない…いやでも、まぁ、誘ったか。
マジかよ…ヤったのか〜、これまた記憶がないのがな。もっかいヤりたい…
とかずっと考えて、いるまのはなしなんて聞き耳すら立てていなかった。
「〜ま、俺が」
「いるま」
「っ、はあー…なに?」
「すき」
ちゅっ…と音が響く。
いるまが見ていたYouTubeだって、さっきまで鳴いていた鳥までも消えて、俺たちの世界の中で、キスをした。