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という事で、皆さんさっき振りですね(*^^*)

実はわたくし下書き保存した段階で満足して公開するのをすっかり忘れておりました。

ちょっと馬鹿過ぎて目も当てられない……

ま、まぁ本編へどうぞ、













❤️視点


せっかくまちこさんの隣に座ったのに18号さんが負けてしまってせんせーまで着いてきてしまった。

まちこさんは今メニューとにらめっこしている。

表情がコロコロ変わって見てて飽きない。

クイッ……

まちこさんに袖を掴まれた。

❤️「どうしたの?」

💚「キャメさん、こっち見てるけど、私なんか付いてる?」

と照れた様に聞いてきた。

❤️「いや、何も付いてないよ。まちこさんがメニューにすごい悩んでるなーと思って」

💚「だって食べたい物が2つあるんだけど、両方食べられないし、お酒飲めなくなっちゃうから〜」

❤️「何で悩んでるの?」

💚「お寿司はもちろんなんだけど、この親子丼めちゃくちゃ美味しそうなんだよね」

❤️「じゃあ俺親子丼頼もうかな?」

💚「え?!キャメさんまさか……」

❤️「俺が親子丼頼むから半分こしよ?」

💚「え、いいの?キャメさんありがとう〜」

❤️「ふふ、どういたしまして」

💙「おーい、まちこちゃん俺とも半分こしようぜー」

💚「えー」

❤️「せんせーも半分にしたらまちこさんのお寿司が無くちゃうよ」

💚「ホントじゃん、せんせーは1人で食べてくださーい」

💛「じゃあ18号は俺と半分こね」

💜‪「……」

💛「え、無視ですか?」

18号さんがずっとこちらを睨んできている。

「まちこに手を出したら許さないからな」とでも言わんばかりだ。

俺がにこりと返すと、机の下からガンと足を蹴ってきた。

靴を履いてないとはいえ痛い……

が、流石に怒らせ過ぎたので、何も言わないでおこうと思う。

まちこさんの友達であるこの子の目の前で嫉妬が少し出てしまった。

でも、せんせーとの距離は本当に治して欲しい。

俺もこれが終わったら抱き着くぐらいしようかな……

そんな思考を見透かされたのか、また足を蹴られた。
















「お待たせしました」

💛「お〜きたきた」

❤️「ありがとうございます」

💜‪「そこ置いといてください」

「かしこまりました」

ガラガラ……

💚「うわーい、寿司だ〜」

💙「まちこちゃん、俺にも分けてや〜」

💚「いやデース」

まちこさん、めちゃくちゃせんせーの事拒絶するな〜

正直、見ていて気分が良い。

表では夫婦とまで言われているが、蓋を開けてみればせんせーの一方通行の片思いだ。

いや、それは俺も同じか……

まちこさんが断れないことも、俺のことを天然だからと思っていることも本当は知っている。

でも、それはただの「現状」に過ぎないし、逆にそれを利用してまちこさんに近づくことだって出来る。

それぐらい好きだし、渡したくはない。

せんせーの「独占欲」なんてなんともないぐらい俺の「嫉妬心」は強い。

でも、みんなはそれに気づかなかった。


この思いは絶対に見せない様に、チャンスがきたら、逃さない様にと自分の中で抑え続けていた。

だけど、ある日自分の中である疑問が生まれた。

俺は何をそんなに身構えているのだろう?と

まちこさんが取られる以上に怖いことなんてあるはずない。

そこである考えが頭をよぎった。

あー……ダサいな、俺……

気付いてしまった。目を向けてしまった。

俺はまだまちこさんに対しての自分の思いを認めたくなかったんだ……

本当はまちこさんの事は女研の女子メンバーだから気になるだけなのかもしれないと、

だって、まちこさん本人は俺の事を「天然」という部類に置いているから優しくしてくれるという「現状」が酷く受け入れられなかったから……

だけど、そんな「現状」だって、利用しないとまちこさんは俺を見てくれなかった。

あの時、あんな事でいちいちショックを受けて、傷付いていたら、今頃彼女は俺の隣に座ってはないだろう……












ふと、隣の彼女に目を向ける。

💚「ん〜、おいひい」

💙「良かったなー」

まちこさんは、お寿司を美味しそうに頬張っている。

幸せそうなまちこさんは俺の方を見た。

💚「キャメさん、お寿司美味しいよ」

❤️「ふふふ、じゃあ俺ももらおうかな?」

💚「うん、どうぞ」

そうして、俺にお皿を差し出した。

……

せっかくだから、少し甘えてみようかな……

❤️「あ」

まちこさんの前で口を開ける。

💚「え?」

❤️「いや、まちこさんに食べさせて欲しいな?」

💚「はぁ〜?」

❤️「ちょっとだけ、お願い」

💚「で、でも……」

❤️「まちこさん、俺まだ許してないから」

まちこさんは一瞬ポカンとしたが、すぐに"約束"の事だとわかったみたいだ……

💚「う〜、わかったよ、やりゃあいいんでしょ」

❤️「ありがとう」

💚「は……はい、あーん」

パクッ……

❤️「ん、ホントだ、美味しいね」

💚「……でしょ」

まちこさんが少し顔を赤くしている。

いや、よく見ると耳まで真っ赤だ。

それにしても、まさか本当にやってくれるとは

(言ってみるもんだな……)

約束作戦はしばらく使える。

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お前らもう付き合っちゃえよ……

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