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ここからはお3方からの後日談となります!
Q.今までの時を経ての感想は?
若さま
「……ふぅ。
正直さ、最初は
『えらいことになっちまった』
って思ってたんだよ。
元貴が透け始めた時なんて、
俺、人生で一番焦ったし。
でも、この動かない右腕も、
今じゃ不思議と誇らしいっていうかさ。
元貴を抱きとめた時の感覚が、
まだこの腕に残ってる気がするんだ。
……あ、今のちょっとカッコよすぎた?(笑)
でもマジで、3人で奏でる不協和音こそが、俺にとっての『完璧』なんだって気づけた旅だったよ。
これからも、最高の音を更新してやろうぜ」
もときさん
「(黒い猫耳をパタパタさせながら)
……僕はね、自分の耳も声も、ずっと呪いだって思ってた。
でも、若井が頭を撫でてくれた時とか、
涼ちゃんが隣で笑ってくれた時に、
初めて
『この体で生まれてきてよかった』
って思えたんだ。
記憶を失った時は怖かったけど、二人の出す音が僕の新しい心を作ってくれた。
……あ、ついでに若井! さっきの話、全然カッコよくなかったからね(笑)
でも、ありがとう。
僕の『自由』を守ってくれて。これからも、一番近くで僕の歌を聴いててね」
りょつさん
「僕はさ、左耳が聞こえなくなった時、
一瞬だけ
『もうフルートは吹けないかも』
って絶望したんだ。
でも、右耳に集中したら、
今まで聞こえなかった風の言葉とか、
二人の心の鼓動が、
前よりずっと鮮明に聞こえるようになって……。
不自由になったはずなのに、
世界が広がったみたい。
……元貴、耳が透けなくなったのは本当に良かった。
若井も、右腕で元貴を支える姿、本当にかっこよかったよ?(笑)
3人でいれば、どんなノイズも最高のハーモニーに変えられる。そう確信できた、素敵な旅だったね」
「ありがとうって言葉じゃ足りないよね笑」
─ホントにありがとね─