ペルソナ

あとがきとしてペルソナの設定を記します。

ネタバレというか、作品イメージを壊したくない方はみないことをおすすめします。

↓ネタバレ(設定のネタバレ)を含みます

・出てくる『私』は同一人物だが、見せる顔はすべて違う。

→仮面を被るように過ごす現代をイメージして作成したことから仮面を表す言葉『ペルソナ』を作品タイトルとしました。

・仮面をつけすぎてどれが『本当の私』か分からなくなる(本当の私なんて本当はないけど)

→タイトル:ハリボテ で校則がなくなって今までの作り上げた仮面がある日突然通用しなくなり、自分の力でどうにかしなくてはいけなくなった私が焦るというところを表現しました。

・解離性同一症(旧称:多重人格)というよりは顔を

その時々にあわせて使い分けてると言うイメージ

→タイトル:習慣 であるようにどれも全て私であり、今の私を振り替えったら、いつかの私が私を懐かしく思うのかも知れないというのは当方の『そうであればいいな…』という願望も兼ねています。

・私は複数の顔を１つの私として『私たち』と呼称している

現代社会は色んな価値観があり、少し前よりも自由になったともいえますが

価値観が増えた分、今までの価値観をアップデートしなくてはいけなくなったり、自分の素顔をどこにも、誰にも表現できなかったりと悩みを抱えたりする部分も増えたように感じています。

この作品はそんな、多様化した現代を生きるあなたに読んでいただき、『あなたはあなたで良いのだ』という後押しになったり、お守りになるような作品であればいいなという思いで描かせてもらいました。

ここまで読んでいただきありがとうございました。