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内田一輝(うちだ かずき)、30代のオカルトフリーライター。
ある夏、趣味のバイク旅行に出かけた彼は、突然バイクが故障してしまう。
途方に暮れながらバイクを押して歩いていると、深い森に迷い込んでしまった。
その森で、内田は恐ろしい悪霊たちに襲われる──。
大きな女性の生首の怨霊─ヨシエ
白塗の人型の怨霊たち
手だけの怨霊。
変形した事故死体の怨霊たち。
内田は必死で逃げ、バイクのパーツを修理して、命からがら森を脱出した。
しかし安堵は長くは続かない。
森を抜けた後も、ヨシエたちは彼の前に現れ、度重なる犠牲を生みながら追いかけてくる。
命がけの調査と生活の中で、内田はついに彼女たちの正体に辿り着く。
森で何者かに命を奪われた人間たちの成れの果てだったのだ──。
やがて、内田はいつの間にかヨシエたちに狙われなくなる。
だが彼の心には、彼女たちを悪霊として縛る枷から解放してやりたいという思いが芽生えていた。
彼はオカルト的な儀式に挑む。
だが、結果は失敗──厳密には、ヨシエだけが成仏できなかった。
そしてその代償として、内田は突然、FPEの世界に放り出される。
しかも――なんと17歳の学生の姿に若返っていた。
内田「……ここ、どこだよ」
こうして、オカルトフリーライターだった30代の男が、17歳の男子生徒として、
FPE──fundamental paper education──で織りなす、奇妙な学校生活が始まった。