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『恋をすると世界が変わる』なんて人は、言った。俺は、そう思わない。恋以前に、愛されてるかが問題なんだ。『愛or金どちらを取るか』なんて究極の2択を出されると人の意見は、別れる
『…俺なら金を取る』
『えぇ??!嘘でしょ!!こんなにモテモテな藍ちゃんが!』
『ちゃん付けやめろ乙姫』
『良いじゃない可愛い名前してるんだもの♡』
『俺は、嫌いだ』
乙姫一虎(おとひめかずと)これが俺の友達でありオカマだ。
『えぇ〜勿体ないじゃないのぉ〜』
『乙姫は、愛を取るのか?』
『あったり前でしょ!愛それは、人類が大事にすべきものよ!!』
『俺には、分かり兼ねる』
『あんたもイケメンなんだから女性の扱いに慣れなさいよ』
『…』
天彩藍(あまいろあい)これが俺の名前であり俺の嫌いな名前、俺の顔は、藍なんて可愛らしい顔つきでもなければ、愛嬌も無い1番は、愛情を知らない
くだらないことを考えている内に周りがガヤガヤと窓の外を見ていた
『?なんだ』
『そっか〜藍ちゃんは、越してきたばかりだから知らないわよね』
『…』
『衣恋よ依咲衣恋』
『聞いた事ないな』
『ここじゃ悪い意味で有名だから覚えとくといいわ』
『悪い意味で…か』
『獣人ウサギ族でΩそして何より重度のアルビノ色素が完全に無いらしいわ』
『不便だな、だから長袖に手袋か』
『ええ、可愛いのにもったいないわよねあれで愛嬌があれば女の子にモッテモテなのにぃ』
『悔やむな汚らしい』
『なんですって?!!』
獣人族では、アルビノであればもちろん差別の対象となる色素が無いとなれば
(いじめもあるのか)
自分自身他人に興味も無ければ同情すらも湧いたことも無いなのに何故か彼女には、興味が湧いたんだ
『依咲衣恋…ね』