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ここからは花月湊良と恵奈のお話

過去

恵奈   あなたはだあれ?

病院の待合室で花月の会う

湊良   えっと…..わたしの名前は湊良..この病院で入院してるの。

恵奈    み…らちゃん?可愛い名前だね!私もこの病院で入院してるんだ。ちなみに、わたしの名前は恵奈って言うの!

湊良    !仲良くしてね

恵奈     もちろん!

数ヶ月後

私は湊良の病室に行った。ドアを開けるとそこには湊良の両親らしき人と、医者がいた。医者と親は私に気づいていないのか。深刻な顔をしていた。そこで私は聞いてしまった。

医者    湊良さんの命はもう1ヶ月も、持たない長く生きれたとしても3週間だろう

そして私は思い出した。湊良はたまに苦しそうな顔をしていた。よく咳き込んでいた。フラフラしている時もあった。そして私は逃げ出した。信じたくなかった。

数時間後湊良の病室に行った。

恵奈    み…..ら?

湊良    あ!恵奈ちゃん来てくれたんだね!ありがとう

湊良は嘘を着いていた。心配を掛けたくなかったのだろう。

恵奈    なんでそんな顔出来るの?

湊良    え?

恵奈    我慢しないでよ。辛いこと全部吐き出してよ

湊良  ッ、辛いことなんてないよ?今は恵奈ちゃんとお喋り出来てしあわせだよ?

恵奈    ッ湊良のバカ

ダッッッ

湊良    恵奈ちゃん!?…..ウッ

湊良が倒れる。

私は後悔した。少し長く居れば湊良は助かったかもしれない、

数日後私は謝ろうとして湊良の病室に来た….がそこには何もなかった。

病院の人に聞いて、案内された場所には湊良が優しい顔で眠っていた。揺すってもどれだけ大声で名前を呼んでも湊良は目覚めなかった。

恵奈    湊良…?ねぇ、湊良!いつもみたいに、来てくれたんだって優しく言ってよ。湊良、湊良!

湊良

数日後湊良の葬式が行われた。

恵奈    あの。湊良さんのお母さんですか?

湊良の親   え、えぇそうよ

恵奈    あの、ごめんなさい。湊良は私のせいで…わたしがずっと湊良の隣に居れば助かったかもしれないのに…

湊良の親    ….自分を責めないで欲しいの。湊良はね、最期に  恵奈ちゃんにありがとうって伝えて と言って息を引き取ったのよ。

恵奈    え?

湊良の親    だから、今まで遊んでくれてありがとうね。恵奈さん

いつもの日々に手を伸ばす

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