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竜胆▶【】
春千夜▶「」
START 春千夜視点
20××年
久々に夢を見たんだ。誰かがオレに何かを言ってる。 泣いてる。でも、オレは何も言えずにただ聞いてるだけ。それがとても悲しくてつらくて。それと同時に安堵さえある。オレは、その男を知らない、産まれてからたまに見るんだ、、そのせいか。話の順番や展開を覚えている。やばい、このままだと遅刻してしまう。急がねぇと…
ー通学路ー
桜の並木が昔から好きだ…写真家程では、ない。唯、なぜ今こうやって頭の中でこれを思ってるのか桜の並木を眺めながら思う
誰かとぶつかる))
「すみません」
【いえ、こちらこそ、、って…】
ぶつかった人は、どこか驚いた顔をしていた。ぶつかって驚いたような顔では無い事が直ぐにわかる程に表情が物語っている。俺の顔を見て驚いてるんだ。だが、実を言うと俺も驚いてるいる。この男は、まさに夢で見た男だ!!とりあえず、遅刻するので立ち去ろう。また、会えたら…俺を見て同じことを思っていたのなら、話そうと思う
【待ってッ!!】
必死な声と掴まれた腕…流石、大人だけあって
勢い良く引っ張られた…なんか、少し悔しい!
「ぅッ…」
【春千夜、だよな?俺の事覚えてるよな?!】
かっこいい声が台無しな程にかっこ悪いセリフだ
どこの昼ドラだよ。と喉まで突っかかる…まぁ、覚えてるより、見てるに近いだろう。それを伝えよう
「竜胆、俺がいない世界で幸せになってくれ」
何言ってんだ俺?!でも、意外とスっキリした感じあれだ、言いたい事が言えた時のような。
【春千夜ッ…春千夜ッ…俺、春千夜のいない世界なんて、嫌だ!!もう一度だけッ…】
あぁ、この人…”春千夜”って人にどれだけの思いを貢ぎこんだんだろう。でも、オレは春千夜じゃない。それを伝えて学校に行こう
「すみません、オレは、その春千夜では、ありません。」
【…え?】
「それじゃッ!!」
よし!今から走れば間に合う!!急げッ、急ぐんだッ
…あれ?なんか、目の前がぼやけて見える。でも、足を止めてはいけないッ、走れ!!走れ!!!!!間に合わないなんて、かっこ悪いんだよッ!!お願いだ、早く 彼奴にッ…竜胆に言わないとッ…そうだ、俺は、任務で油断して、最後に何も言えないまま…
やばい、疲れた…歩きたいッ、彼奴に言いたい事も言えた…もう、、”休みたいよ”
【春千夜!!!!!】
「ッ?!…なん、でッ…ゴフッ🩸」
【何言ってんだよッ…お前、何撃たれてんだよ!!】
「…あぁッ…そういう事かッ…🩸」
【なぁ、死ぬなよッ…まだ兄貴にもッ…鶴蝶や九井ボスにも伝えてないだろッ!!!】(泣)
「…りんどッ…🩸」(泣笑)
【何笑ってんだ!!早く救急車は来ないのかよ!!】
「”おれ”のッ…い”なぃッ…せか”ッ…ぃ”ッで、しぁ”わ”せにッ…なッ…て”ッ…”🩸」(泣)
【ッッッッッッッ…春千夜ッ…俺ッ…おれッ…お前がいないとッ、”幸せになれねぇよッ”】(泣)
【あッ!!春千夜ッ!!】
「…何で、俺なんだよ、」
【え?】
「朝、オレが言ってただろ…オレは、春千夜じゃない…」
【それでも、やっぱ諦められねぇよ…俺は、春千夜が好きなんだよ…だから、春千夜がいない世界とか耐えれねぇよ】
「…そーかよ」
【春千夜は、俺がいない世界耐えられるのかよ】
「…勿論、無理に決まってる」
【だよな!!今回は、ずっと一緒だからな!!】(笑)
「へいへい」
コメント
1件
読了しました…!最初の夢のシーンから、春千夜が自分じゃないって否定しても、それでも竜胆が諦めない感じがすごく切なくて、でもちゃんと温かさもあって😢「幸せになってくれ」って言いながら、実はお互い無理だってわかってる感じがたまらない…。可哀想な受けが好きな作者さんらしい、じんわり来るお話でした🥀
89
可哀想な受けが大好き♡
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可哀想な受けが大好き♡
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可哀想な受けが大好き♡
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