テラーノベル
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元貴、頼むから俺のこのモヤモヤを早く解消してくれ。
もう遊びに行くんだったら行くって言ってくれ。
頼む。
「元貴、涼ちゃんと何するの?」
返信こない、仕事中かな……
涼ちゃん……に聞いてみるか?
でもなんか俺が焦ってるの知られるのは悔しいな。
なんでだろ。
「涼ちゃん、今日元貴とどっか行くの?」
結局送っちゃった。
「なんで?どうしたの?」
「元貴が俺にLINE送ってきて、それ涼ちゃん宛のメッセージだったの」
「ごめん若井、今日元貴と約束してたことがあって。」
「だから今日は許して」
スーーーーーー……無理なんですけどーーー。
俺もせっかくの休みだったのに……
韓国語勉強するか?お前らが遊んでる間に俺は勉強してんだよ。優越感に浸ってやる、よ!
・・・
まじで頭入らねぇわ、ご飯食べよ。
・・・
「涼ちゃん、今打ち合わせ終わった。」
「お疲れ様!」
「今から帰る」
「はーい」
「若井から何かきた?」
「うん、だから元貴と約束事してたって送った」
「そっか、」
「ありがと、涼ちゃんのことだからサプライズ失敗するかと思った」
実は、最近若井の仕事が増え、忙しくしている様子を見て、
プレゼントをあげたら喜ぶかなと思ったのがきっかけで、
涼ちゃんと一緒にプレゼントを内緒で買いに行くことにしていた。
若井、落ち込んでないかな……
まぁプレゼントあげたらどうにかなるよね。
「元貴、一言多いかも」
「おっけ」
「え?何が……」
・・・
『若井、ちょっと来て。』
スタジオに集まっての練習後、元貴に呼び出され、隣の部屋まで手を引かれてついて行った。
(元貴と2人きり?俺なんかしたっけ……でも何かうれし。口角上がりそ……)
『わ、かい、なんか顔きもいよ大丈夫?』
『うん全然大丈夫きもいとか言わないよー?』
『うん。』
(「うん。」ってなに……)
元貴がドアを開けてくれて、中に入る。
(おい藤澤居るやないか。えっまってこれ真剣な話だった……?!?やばいやばい)
部屋の中には3人きり。
そして元貴が俺に何かを渡してきた。
『若井、プレゼント。』
『えぇっ!!?!俺に??!!なんで??』
『若井が最近忙しそうだから、元貴がプレゼントあげたいって言ってきたの。』
『だから、二人でプレゼント内緒で選んでたんだよ。』
『若井、プレゼントあげるから二人きりで行ってたの許して』
『あ、えーー、うん、おけ。』
俺は頭の整理が追い付かず、適当に返事をしてしまった。
『今度3人で行こ、どっか。』
『そうだね笑笑』
・・・
プレゼントの中身は快眠できると話題の枕だった。
「元貴、枕ありがとう。いっぱい寝て身長伸ばすね」
「は、骨折るよ」
「こっわ」
「枕、僕とおそろい、」
「だよ。」
もう、どうでもいいや……全然許す。
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