葉月 side
全員、嘘つくのが下手な人で良かった
分かりにくい奴は嫌い。
古町「如月さーん!!!!」
名前呼ばれたような…
いや気のせいか。私を追いかける人なんていないし…笑
そんな事を考えていると…
急に肩を掴まれた
『え?』
古町「俺の声聞こえてたよね!?笑」
『古町…』
古町「苗字…笑まぁ好きなように呼んでいいけど、笑」
『…何しに来た』
古町「如月さんって女の子でしょ!ちょっと気強いけど喧嘩はできないでしょ笑」
『は、急になに。』
古町「俺には強がってるように見えるけど?」
『古町のせいだ…』
私の事を分かってくれる人が現れたと感じて嬉しかった。
強がってるのは事実。
本当は自分もこんな性格はヤダ。でも恋が発展しないようにしなければならない。
古町「あ、ホテルってどこ?」
『言わない。だから着いてくる理由は?』
古町「危ないから。こんな夜遅くに女の子1人歩かせるバカ男じゃないんで」
『きも』
古町「いやいや!今のはかっこいいでしょ!」
『それより、こんな状況見られたら奈緒って奴に誤解されんじゃないの?』
古町「えぇ!?なんで奈緒ちゃんのこと知ってんの!?」
『今日佐神と買い物に行った時に会った』
古町「え、でも何でこの状況バレたらヤバいの?別に大丈夫じゃない?」
『好きなんだろ?』
古町「えっ、」
『奈緒ってやつのこと。佐神が言ってた、恋叶うといいな』
古町「あいつっ…!!他に好きな人いるっつーの!!!((ボソッ」
古町「そういえば宝だけ名前呼びなんだ、」
『ん、なんか呼びたくなったから』
なぜかシュンと下を向く古町をおいて先を歩いた
ギュッ…..
『はっ、?』
背中に温もりを感じた
古町「あ、そのっ…マジでごめん、!」
『な、なに。言いたいことあるなら言いなよ』
古町「…前言撤回!俺のことも名前で呼んで?」
『好きなように呼べって言ったくせに』
古町「だから!前言撤回する!」
『分かった、呼ぶから。うるさい』
有起哉「あっ、8LOOMはちゃんと恋する人間だから。覚えといて」
『?』
『あ、…有起哉、荷物重いから持ってよ』
有起哉「うぉ…鳥肌、」
『自分から言った癖に…もぅ呼ばないから!』
有起哉「ごめん!ごめん!可愛すぎて鳥肌が!!!」
無理やり探した言葉…
王道でつまらねぇやつ笑…でも面白い
有起哉「はい!荷物持つ!」
『どーも』
有起哉も良い奴だった
最年長だからって自分の意見だけを尊重しないし良い奴。
今日は3人と仲良くなれた
このスピードで恋が発展しないように皆と仲良くなる
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩130
コメント
10件
このまま8LOOM全員に葉月ちゃんの表の性格がバレてしまえばいいのに…!!!ほんとに主さんのストーリー大好きです💗💗
普通に好き🫰🏻 ̖́-