テラーノベル
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きっと、依存先が欲しいんだ、僕は。
僕の内なる気持ちは誰にも見透かせない。
満ちない日々を過ごしていくこと。
僕じゃない誰かと幸せに笑っていること。
かつては僕の居場所だったそこは、もうあの子に渡ってしまったの?
「もとき」
何も知らない君は、呑気な声で聞き返す。
「どうしたの、りょうちゃん?」
どうした、って
誰のせいでこんなに惨めで、悲しくて、痛みを感じなきゃいけないんだよ。
君は彼との方が居心地が良いくせに。
こうやってたまにやってくる。
僕が依存先を求めていることを知っているかのように。
まるで僕の心を見透かすように。
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