テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
「グハッ……」
「ここまで……か? 俺は、まだ死ぬ……わけ――」
――オギャー、オギャー。
「……ここは? 俺は、あそこで死んだはず……」
「……?」
「俺、赤子になってる‼︎」
「転生したのか?!」
「だが、俺からすれば好機か……」
「この家、意外とボロいな……身分は平民か?」
「まぁ、そうでもいいか。俺は――全盛期の力も、引き継いでいるらしいし」
「この子、静かね。あなた」
「そうだな。こんな静かな赤ちゃんは初めて見る」
「まずい……大声で叫べば――」
――オギャー、オギャー!
「よし、よし。大丈夫でちゅよ〜」
「……危ねぇ〜……」
「他人の女に授乳してもらうとは……」
「悪い気分じゃないが、地味に罪悪感はあるな……」
「まぁ、親がいなくなったら、できることをするか」
――キィ……バタン。
「よし、行ったな……」
「……魔力を、心臓に――」
――ゴゴゴォォ……。
「‼︎ よし、成功だ」
「一割で、周りの物が動くなら……あまり衰えてはいなさそうだ」
「この調子で修練を積めば――」
「全盛期より、さらに高みへ行けるな」
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!