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買い物の道中、急にひどい雨が降ってきた。
俺は急いで近くのカフェに入った。
チリン…チリン…
「いらっしゃいませ。」
案内されるがままにカウンターの席に座った。
落ち着いて見てみると、古き良きって感じのレトロなカフェだ。
それと俺の他に店の雰囲気にはまるで合わない…みすぼらしい格好の婆さんが居た。
「コーヒーで宜しいですか?」
「あっ…はい」
マスターは年はとってるけど凛とした顔つきと落ち着いた感じが悔しいけどかっこいい。
コトッ_
静かに目の前にコーヒが置かれた。
俺は普段は絶対しないのに香りを楽しんでからコーヒーを口にした。
正直、コーヒーはあまり好きじゃない。
このコーヒーが特別美味しいとも思わない。
少しづつコーヒーを飲んでいると、今まで静かだったマスターが口を開いた。
「ひどい雨ですね。しばらくは止まないでしょう。」
なんで言い切るんだよと思いながら「そうですね」と適当に返事をした。
「…では少し、私のくだらない話でも聞いてくれませんか。」
くだらないなら聞きたくは無いが、雨が止みそうにないから少し聞くことにしよう_