テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
nmmn / sxxn
_ 注意書き _
・ 茈 × 赫
・ 中学生パロ
・ なんでも許せる方のみ
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
茈 side
『 あぁ” 〜 、 くっそ暇 … 』
らんといない夏なんぞいつぶりだろうか 。
正直別にらんくらい居なくてもと思っていたが … もう既に初日から死にそうだ 。
「 なぁ 、 暇なら俺と遊ばね ? 」
『 っは 、 』
驚いた 。
俺は暇すぎて自分が住んでいるところから少し遠い田んぼしかないような町を歩いていた 。
なのにまさか同い年くらいの奴がいるとは 。
「 暇なんだろ ? ちょうど俺も暇でさぁ w 」
『 っ … 』
へらへらと笑う目の前の奴 。
らんならイラッとするが 、 不思議とこいつはイライラしない 。
いや 、 なんならもっとへらへらと笑っていて欲しいくらいだ 。
『 … 顔整ってんのな 。 』
「 俺 っ ? よく言われる 〜 w 」
そう思えるほど 、 容姿が綺麗だったのだ 。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
『 なぁ 、 お前なんて言うの ? 』
暑いしとりあえず近くのベンチに座ろうということになった 。
「 ん 〜 、 どうしよ っ 、 」
「 ひまなつ 、 とでも名乗っておこうかな 」
『 … ひまなつ ? 』
「 漢字の暇に 、 72 ! いい名前だろ ? w 」
なんというか 、 こいつは不思議なやつだった 。
名前を聞いているのに 、 何故か本名じゃなくよく分からないニックネームを答えやがる 。
『 ふぅん … 』
「 お前は 、 いるまでしょ ? 」
『 は 、 なんで … 』
「 お前の靴に名前 、 書いてあるじゃん w 」
無駄に観察力も高ぇし 、 笑い方が特徴的 。
「 … 夏休みさ 、 俺暇なんだよね 〜 。 」
『 … どういう意味だよ ? 』
「 察し悪ぃな w どうせいるまも暇だろ ? 」
「 良かったら 、 毎日ここで遊ぼうや 。 」
『 … 悪くねぇな 、 考えとくわ 。 』
「 上から目線 ww 」
何かを隠しているのだろうかと思うほどへらへらとした笑い 。
「 じゃあ 、 俺の連絡先これね 。 」
『 … おけ 、 また連絡するわ 。 』
何故か分からないけど 、 俺はこいつを知ってみたいと思ってしまったようだ 。
୨୧┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈୨୧
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!