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13 - ゴミ箱

♥

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2025年10月19日

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始まり~


ーーゴミ箱ーー



「ねぇ、今日も仕事なの?」



悲しそうにしゅんとした顔を

しながら此方を向いている彼を

安心させる為にも頭をわしゃわしゃ

と撫でてやる



『ごめんねぇ、仕事ばっかで』



なけなしの申し訳ないという気持ち

を込めたような言葉で彼に

そう言う



「うん、早く帰って来てね!!」



ニコッと微笑みながら此方を向く彼

彼の笑顔は本物なのであろうと

思った、此方は別に本物では

ない事に心痛む事はなかった



『じゃあ、行ってくるねぇ』


「うん、待ってるね」



出迎えも見送りも欠かさず行う

マメな彼が少し気に入って

一緒に過ごしているのだが

俺にとってもうそろそろ見飽きて

しまう 頃だ こまめ過ぎて逆に癪に障る



『はぁ、待ち合わせ場所はぁ…』



片手でスマホのメール画面を開き

待ち合わせ場所までスタスタと

早足で向かう



【あ、来た来た】


『ごめ~ん、遅くなっちゃって』


【うん、全然気にしてないよ】

【仕事で遅れたんでしょ?】


『うん、毎回仕事仕事でごめんね?』


【いいよ、スマホ見てたし】



少しドライな彼

彼の素っ気ない態度が気に入って

振り向かせればどのような態度を

取るのかと好奇心がくすぐられた

彼は先程の彼奴よりグチグチと

小言を言わない為楽ちんだ



【じゃあ、買い物行こ】


『うん、行こ~ 』



また別の日には



《ねぇ~、遅くて心配したぁ~》



小柄で可愛らしげのある彼

ゆったりとした喋り方と

子供のような性格

今迄の恋人にいない様なタイプに

少し興味があっただけ



『ごめ~ん、その代わり何か』

『奢ってあげるよ~』


《え!?じゃあ、クレープ!》



皆俺の事が大好きで好かれたい

でも皆はピッタリな恋人では ないのだ

他の人と関わりを持つことの何が悪い

一夫多妻制と殆ど同じだというのに

何人も恋人を作っては 手放してを

繰り返している

皆俺の事は好きでも俺は好きじゃない

意見が合わないなら…




捨ててしまえ



『あ~ぁ、また面倒になっちゃった』

『結構良いと思ったのになぁ~』





要らないや

ぽいっ



ーーゴミ箱ーー


また次の話で

なう(2025/10/19 22:42:56)

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