姉、ゆうなの過去を、書かせていただきます。
私と、愛奈、(妹です。)は、ゆうなの本当の妹ではありません。
私達と、親は、血のつながった家族ですが、ゆうなだけは、家の誰とも血がつながってないんです。
ここからは、ゆうなが語ってくれたことと、家の中にある、姉の記録を読んだことを書かせていただきます。
ゆうなは、
2011年10月15日に、山口県に生まれ育ちました。
生まれた翌月に、母親を亡くし、父親のもとで育ちました。
母親を亡くした悲しみのあまり、父親がろくに働かず、借金が溜まっていく一方でした。
父親に虐待されて生きてきたゆうなは、5歳のときに、一度、自◯をしました。(未遂でしたが、)
子どもをまでを亡くしてしまったという悲しみのあまり、ゆうなが自◯した翌日、父親も自◯し、亡くなりました。
そして、施設に引き取られました。
ですが、対人恐怖症、高所恐怖症、暗所恐怖症、会食恐怖症、先端恐怖症など、たくさんの恐怖症を患っており、
他の人と関わっていくのが難しいと言われました。
小学校にも通わず、毎日、一人暗い部屋で過ごす日々は、寂しく、辛かったそうです。
そんなある日、ゆうなは初めて部屋から出ました。
職員の方も驚いたそうです。
部屋から出て、人が多いことに、ゆうなは初めて気づきました。
恐怖で固まったゆうなでしたが、“それじゃだめだ”と思い、一人の女の子に近づきました。
※此処では、Aとさせていただきます。
ですが、なんて言ったら良いかわからない。
その時、Aが話しかけてくれました。
「頑張ったね、」と。
ゆうなは、涙腺が崩壊し、涙が溢れて止まりませんでした。
いつの日か、ゆうなは、対人恐怖症を、克服し、
人と合うことを怖いと思わないようになりました。
そして、5年生になった年の8月、転入生として、初めて小学校に生きました。
勉強については、すぐに追いつきました。
友達も、出来た、はずでした。
すぐに、いじめられて、一人ぼっちになりました。
6年生の7月、私達と、養子縁組を組み、家族になりました。
ゆうなと、私、(葉月)は、同い年です。
すぐに、ゆうなを私達の学校に転校させました。
学校の人達も優しく、迎え入れてくれました。
病んでたゆうなも、落ち着き始めました。
中学校にあがっても、ゆうなは元気でした。
気づいたら、テラーノベルを始めてたみたいで、
読者様たちが、優しく受け入れてくださることで、ゆうなも元気になっていきました。
ゆうなが、無事、生きて返ってくることができますように。
今、手術中です。
あと2,3時間ほどで終わります。
ありがとうございました。
コメント
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ゆうなに、そんなにつらい過去があったんですね、 なにも分かってませんでしたね、、 手術、成功することを祈っております、
そうだったんですね、まさかそんなに苦しい過去があるとは、手術成功するといいですね
そんな辛い過去があったんですね……