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＿ツアー終わりのホテルにて＿
💙side
あるツアーの打ち上げ終わり。
俺と北斗は同室になった。
打ち上げだけじゃ飲みたりなかった俺たちは
部屋で晩酌をしていた。
🖤
「じゅりぃ~っ、ぜんぜんのんでなくなぁいっ？」
「おれとのむのたのしくなぁい…っ、？？」
北斗は酔っているのか呂律が回っていない。
💙
「北斗と飲むの、楽しいよ。笑」
🖤
「…ほんとっ、？」
「…ねぇ、じゅりってさぁ…」
北斗は珍しく真剣な表情で語りかけてくる。
💙
「ん？」
🖤
「じゅ、じゅりってさ…！」
「お…おれ…のこと…っ、」
「……ごめん。やっぱなんでもない…。」
なんで、そんな寂しそうな顔をするんだろう。
北斗は何を言いかけたのだろう。
俺は、黙り込んでしまった北斗に、
なんて声をかけたらいいんだろう。
何も…何も、わからない。
ただ、北斗がそんな顔をすると、
俺の胸が苦しくなる。
……なんでだろう。
🖤
「……ねぇ…じゅり…っ、」
北斗が縋るような声で呼びかけてくる。
💙
「…何？」
🖤
「きす…していい、っ？」
＿＿＿Next 北斗side🖤
