かごめ

小さい頃

??: かごめ~かごめ 後ろの正面だぁれ??

??: ○○ちゃん!!

???: ぶっぶ~!! ???でしたぁ~!!

「かごめ」という遊びにハマっていた私。

だが、ある事件でその遊びがトラウマになった。

ある日、後ろから呼ぶ誰かが居た。

その子の声は低く、まるで男の人の声。

早くなる足音。

私は怖くなって足を速めて家まで帰った。

「ｶﾞﾁｬﾝｯ!!」

!?と驚いた私。

ｶﾞﾁｬｶﾞﾁｬと何回もドアノブを引こうとしている

男らしき人に恐怖が増し。

「辞めて!!!!」

と、叫んだ。

すると、音は止んだ。

ほっとして、疲れ果てた顔で下を向いていると…

こんな声が後ろから聞こえた。

「かごめ~かごめ」

「後ろの正面だぁれ??」

私はゆっくり後ろを向くと

血だらけの人が私を微笑みながら見ていた。

その男らしき人は

          私の親友だった