今日、俺は屋上のドアを開けた。
そして靴を”脱ぎかけた”んだ
そしたら先に先客がいて、声をかけたんだ
赤『ねぇ、やめなよ。』
ってね…そしたら
そいつはびっくりしながら
名前を教えてくれたんだ『水』って言うらしい
赤「素敵な名前だね」
と、褒めてあげた
水は少しだけ笑うと、また暗い表情に戻った..
口をついて出ただけ、本当はどうでもよかった
先を越されるのが、なんとなく癪だったから
そしたら、水が俺に語った、どっかで聞いたようなことを
[運命の人だった。どうしても愛されたかった]
俺は笑った、こんな馬鹿な事で落ちるなんて
でも、水は俺の言葉を聞くまでもなく泣いていた。だから俺は言ってやった
赤「..ふざけんなッ!」
そんな事で俺の先を越そうだなんて!!
欲しいものが手に入らないなんて、
赤「奪われたことも無いくせにッ!!」
…少し泣きそうになった
いや、泣いてたか?そう思っていると水は
水『ありがとう、話したら楽になった』
と、今度は笑顔で笑って消えていった。
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