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実は幼少期に天と菜奈は出会っていた。
今からその話をしよう。
菜奈「はぁ…さむいなぁ…お母さん病気治るといいな~…」
?「キミ、お母さんが入院しているの?」
菜奈「う、うん、そうなの。この先生きれるか分からない病気にかかっちゃったの。君はだーれ?」
天「ボクの名前は七瀬天だよ。実はこの病院にボクの弟が入院しているんだ…」
菜奈「えっと私の名前は九星菜奈!!6歳だよ~!そうなんだ…かわいそう…」
天「可哀想なのはボクの弟の方だよ。あの子はいつも薬を頑張って飲んでいる。あと、発作の息苦しさに耐えていて偉い子だよ。」
菜奈「そうだよね…うん。私、お母さんの病気が治るように応援しないと…!」
天「あはは、頑張ってね。ボクも弟が治るように応援しよう。」
菜奈「天くんも応援頑張ってね!!」
天の母「天〜!そろそろ家に帰るわよ~!」
天「あ、もうさよならか。またいつか会おうね。菜奈ちゃん。」
菜奈「うん!またいつか会おう!またね、天くん!」
そして菜奈が小2になった時の夏の日だった。
菜奈「う、うぅ…いなくならないでお母さん…返事をしてよ…お母さん…!」
菜奈の父「ゴメンね、菜奈。こんな悲しい気持ちにさせて…辛いよね…」
菜奈「お母さん何も言わないし体が凄く冷たいよ…?なんで?お母さん死んじゃったの?」
こうして菜奈の過去は辛かったのでした。