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スタート
ワンクッション
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いつまでも、怖がってちゃ前に進めないよね、!笑
この子は、他の人とは違うかもしれない、!!
そう自分に言い聞かせ、
あの子に話しかける。
羽音「友達にならない?私、友達いないんだ〜!笑」
そう、無理矢理笑顔を貼り付けて、
前へ前へと1歩ずつ、確実にゆっくりと歩いていく。
少女は、私の目をじっと見つめ、
「え、、、っ、、?」
と、小さく呟く。
怖がらせてしまったのだろうか、
訂正しなくては、、!
羽音「勿論強制じゃないの!!なってくれたら嬉しいなーってだけで、!💦」
急いで訂正をし、早口になってしまう。
慌ててる私を見て、
少女の表情が少し柔らかくなった気がする。
でも、その柔らかい表情は一瞬にして暗くなった。
優愛「でも、、私、今から自殺しようと、...」
何を言っているんだろう、この子は。
「自殺」、?覚悟も決まってないくせに、笑
私はじっと少女の目を見つめ、口を開く。
羽音「そんな勇気、貴方にあるように見えないけど、?笑」
そう言うと、少女の顔つきが変わる。
慌ててるような、焦っているような、恐怖を感じている、、というか、、そんな表情を浮かべる。
優愛「そんなこと、、、」
何故否定しようのするのだろう。
変なプライドでもあるのだろうか、
綺麗な顔が少し歪む。
悲しいことを言ってしまった、、
私は、その少女を包み込むように抱き締める。
少女は、溜まっていた涙を全て出し切るかのように
大泣きしていた。
私の胸の中で、
怒り、悲しみ、嬉しさ、、色んな感情が混ざって、
涙が溢れてきてしまったのだろう。
少女は泣きじゃくっていた。
ずっと、
空から降る雨が止まるまで...。
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