4月2日 AM9時 飛鳥探偵事務所
雪「…はよ!おきて!」
夢を見た。恋人の雪と夕暮れの砂浜に座って結婚について話す夢だ。
「雪、話があるんだ」雪は俺の肩にもたれて「なーに?」と聞き返した。
「俺と結婚してほしい。」
ついに言ったんだ。ずっと言いたかったことを。
悠「は!」
雪の掛け声で埃被ったソファで目を覚ました
雪「おはよ!凄いうなされてたね」
悠「あ、あぁ…いい夢を見てた」
そうだ、もう大丈夫なんだ、もう安心していいんだ
そう俺は安堵した
悠「…雪、話したいことがあるんだ、大切な話」
雪「急に何?」クスクスと笑いこちらを見る雪
悠「俺と、結婚してほしい」
言ってしまった、ついに言った
やばいやばいと顔から汗が噴き出てきた
雪は数秒黙ってこちらを再び見た
雪「私でよければ、是非したいです」
恥ずかしそうに照れる雪を見て、俺は笑顔を見せた
そして、俺に降りかかったこの全ての騒動を後世の時代に残すため、ここに記す。
異世界誘拐事件録
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