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ようやく家を出れた。
ヒカルの両親が今日は体調が悪いんじゃないか!?って中々話を聞いてくれなかった。
でも、ヒカルは主人公のどこを好きになったんだろう。
ゲームのデフォだと、あんまりパッとしない顔だったような……
まあ、気になるから主人公、田中くん家に行ってみようかな。
ピンポーン
少し立って少年の声が聞こえる。
『あ、ヒカルちゃん?…今日遅かったね。今出るよ』
そういいながら出てきたのは、
主人公、田中…くん。
は??
超可愛いんだが。
ぱっちり二重に、フワフワの茶髪。アホ毛がチャーミング!
え、元の世界でイケメンというか顔面偏差値高い人物が周りにいなかったからかな。
素朴な雰囲気なのに超イケてるって思っちゃうんだけど。
「?…ヒカルちゃん。学校遅刻しちゃうよ?」
「あ!そ、そうだね!行こっか!」
慌てて笑顔を作って隣を歩く。
「…なんか今日のヒカルちゃん元気だね」
「え?そ、そうかな…?」
「うん。だって、いつもは夢に僕が出てきて結婚がうんたらかんたらってよく言っているじゃん」
ひ、ヒカル!?そんなこと言ってたの!?
「えっとぉ…まあ、私も大人になったってこと!げ、現実的に考えて、ねっ?無理だなって思ったの!」
田中くんの目が大きく見開かれる。
可愛いなくそ。
「現実的に………そ、そっか。なんか…寂しいな。」
さすが主人公。
無自覚に女を落とすスタイルか。
なんか今までのヒカルに同情するよ…
「それより!田中くん、カバンのストラップ超可愛いね!うさぎさん!」
田中くんのスクールカバンにはうさぎの形をしたストラップがついていた。
「あ、ああ…これ?姉さんがくれたんだ」
ニコッと微笑む主人公。きゃわたんです
「…ヒカルちゃん、やっぱ今日おかしいよ」
突然立ち止まって田中くんが自分のスクールカバンをギュッと掴む。
「え?」
ま、まさか…転生したのがバレた!?