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太宰「はぁ〜…これで手当するの僕とか…喧嘩やめてくれなぁ〜い?」
中也「俺は天下取る」キリッ✨
太宰「もう取ってると思うけど???」
中也「いや!俺より強い奴は絶対いるはずだ!そいつをぶっ飛ばす!✨」
廊下の向こうから低い声が響いた。
不良A「おい、あの“赤い髪”の中原って奴か?」
不良B「噂の“天下無双”って本当かよ。暇つぶしに相手してもらおうぜ」
中也「んぉ?俺に用かぁ?」
太宰「はぁー…また始まった…」
太宰「ねぇ中也、お願いだからこの前みたいに校舎の壁ぶち抜くのはやめてね?」
中也「前科扱いすんな💢!あれはアイツが避けたからだろ!」
太宰「避けられなかったら人死んでたよねぇ〜……」
(不良AとBがにやにや近づく)
不良A「“天下無双”だかなんだか知らねぇけどよ、どんなもんか試してやるよ」
不良B「俺たち2人で相手してやんよ、赤坊や」
中也「坊や言うな!上等だ、まとめて来い!!」
太宰「うわ〜、はい出ました中也の“戦闘スイッチ”」
ーーそして数十秒後ーー
(ドゴォォォォォォン!!!💥)
太宰「……うん、やっぱり廊下壊した」
中也「っしゃああ!次!」
太宰「“次”じゃない!!もういないから!!相手ノックアウトしてるから!!」
中也「……え?もう終わり?」
太宰「人の学校生活を“ボクシングジム”みたいに使うなよぉ……」
(保健室)
太宰「はい消毒〜、痛かったら言ってね」
中也「平気平気。男の勲章だ」ニヤッ
太宰「もうさ、その勲章コレクションで身体じゅう傷だらけになってるじゃん」
中也「そんくらいで止める俺だと思うか?」
太宰「思わない(即答)」
(太宰が優しく絆創膏を貼る)
太宰「……でもまぁ、そういうとこ嫌いじゃないよ、中也」
中也「へっ?!」
太宰「なんでもないよ〜。はい、おしまい」ニコッ
中也(……っ、こいつ……顔近っ!///)
太宰「でも強いのも心強いから良いんじゃない?」
中也「なぁ!?\\\\\」ブワッ!
中也「別にお前の為に喧嘩しねぇし!!!\\\\\」
そう、天下無双で有名な中原中也だが…実は褒められ慣れていないのだ!!!