荒船視点
『、、、防衛任務変わらなくてよかった』
「急にどうした」
さっきまでログ見て反省会してただろ。
『別になんでもないです、荒船先輩』
「今日は一段と冷たいな。前は抱きついてきたくせに」
嫌なことを溜めてた感じじゃなかったから理由は聞かなかったけど。
『あれはただ疲れてただけです』
「なんかあったのか?」
『はい。ガチめの全力鬼ごっこを、、、』
どうしてそうなったか聞きたいところだがボーダーでそういう話を聞かないことからプライベートでの話だろうな。
「そりゃ疲れるわなで、勝者は?」
『私です』
「ふぅん」
『、、、』
ポスッ(向かい合う形で膝の上に乗る)
ギュ
今回は嫌なこと関連っぽいな。
さっきの呟きだけでこうなるとは思えねぇし多分溜めてたな。
「で、どうしたんだ?」
『警戒区域内に知り合いの気配が急に現れてなんか面倒臭そうな感じになってて、、、』
声に不機嫌が混じるって結構ストレス溜めてんな。
「知り合い?」
『はい。多分姉の気配が、、、』
こいつ姉いたんだな。
というか家族の話聞いたことないな。
「つか、よくわかるな」
『何年SEと付き合ってきたと思ってるんですか。オーラで親しい人を見つけるなんて朝飯前ですよ』
「感情でも見つけられるのか?」
『見つけるのは難しいですけど見つけたら感情もわかります』
「ふぅん」
ん?なんか通信が、、、。
東で門から女の人型ネイバー、、、。
なんか嫌な予感がするな。
「、、、なぁ気配ってどこから現れたんだ?」
『東の本部寄りの真ん中ですけど』
「気配って急に現れたのか?」
『どっちかというとパッじゃなくてボヤァって感じでした』
「そうか、、、」
『急にどうしたんですか?』
「実はさっき通信で東で開いた門から女の人型ネイバーが出てきたっぽいんだ」
『、、、ちょっと心当たりがありすぎるので行ってきます』
「俺もなんかあった時用についていく」
タタタタッ
『わぁー』
「、、、零条、一応確認しとく。例の姉か?」
『100%そうですね。オーラが一緒です。というかさっき私が言った状況的にそれしかありえません』
だろうな。
《皆さん、あんま近づかない方が、、、太刀川さん。太刀川さん!》
、、、マジであの人20歳か?
『行きやがった、、、』ボソッ
聞こえてるがこれは太刀川さんが悪いしほうっとこう。
《なんだこれ弧月が溶けたぞ!》
《だから言ったじゃないですか、近づくなって!とりあえず弧月は新しく作ってください》
《とりあえず離れてまっててください》
《荒船もいるのか》
「はぁ、行くぞ」
『はーい』
「荒船先輩、零条。うちの隊長がすみません」
出水も苦労してるんだな。
「、、、でもなんでこんなに離れる必要が?」
それは俺も思ったが零条が言うんでな。
『ちょっと行ってきますね』
「は?零条、ちょっとまて!」
「出水、行かせてやれ」
「っ、なんでですか!?」
「まぁ見てろって。零条が許可するまで攻撃するなよ」
《太刀川さん達も零条が許可するまで攻撃をしないことをお勧めします。多分攻撃したら強制的に退場させられます》
《なんでだ?》
《さっきの値無ちゃんの言葉的に知り合い?》
《多分、いや絶対そうっぽいです。知り合いのオーラと同じらしいです》
《知り合い?》
《いやなんで近界民と知り合いなんですか》
《俺も知らねぇ》
値無視点
『、、、防衛任務変わらなくてよかった』
急に知り合いのオーラが現れたからびっくりしたわ。
「急にどうした」
そりゃログ見て反省会してたのに急に関係ないこと呟いたらビビるわな。
『別になんでもないです、荒船先輩』
「今日は一段と冷たいな。前は抱きついてきたくせに」
『あれはただ疲れてただけです』
結構ガチめに行かさせてもらったし。
「疲れてた?」
『はい。ガチめの全力鬼ごっこを、、、』
「そりゃ疲れるわな」
あ、なんか思い出したら怒りがぶり返してきた。
ちょっと落ち着かさせてもらお。
ポスッ(向かい合う形で膝の上に乗る)
ギュ
「で、どうしたんだ?」
『警戒区域内に知り合いの気配が急に現れてなんか面倒臭そうな感じになってて、、、』
確かにくるって聞いてたけどさぁ。
しかもなんか囲まれてるし。
「知り合い?」
『はい。多分姉の気配が、、、』
「つか、よくわかるな」
『何年SEと付き合ってきたと思ってるんですか。オーラで親しい人を見つけるなんて朝飯前ですよ』
いやでも慣れてしまうけど結構便利なんだよなぁ。
「感情でも見つけられるのか?」
『見つけるのは難しいですけど見つけたら感情もわかります』
あれ結構小さいから見つけづらいんだよ。
見つけようとしたら普通に目が疲れるしオーラで見つけられるからしたくない。
「ふぅん」
「、、、なぁ気配ってどこから現れたんだ?」
『東の本部寄りの真ん中ですけど』
急にどしたんだろ。
「気配って急に現れたのか?」
『どっちかというとパッじゃなくてボヤァって感じでした』
、、、なんか尋問みたいだな。
「そうか、、、」
『急にどうしたんですか?』
「実はさっき通信で東で開いた門から女の人型ネイバーが出てきたっぽいんだ」
、、、確か単独遠征から帰ってくるんだっけ。
遠征って門潜って国を移動するんじゃ、、、。
『、、、ちょっと心当たりがありすぎるので行ってきます』
「俺もなんかあった時用についていく」
荒船先輩、巻き込んでごめんなさい。
タタタタッ
『わぁー』
「、、、零条、一応確認しとく。例の姉か?」
『100%そうですね。オーラが一緒です。というか状況的にそれしかありえません』
というかここ結構見晴らしいいな。
東で防衛任務が当たった時はスナイパーとかシューターとかの練習場所として使わさせてもらお。
《皆さん、あんま近づかない方が、、、太刀川さん。太刀川さん!》
あれれ〜?おかしいぞぉ?私ちゃんと忠告したばっかだよ?聞いてたよねぇ?
なのになんで突っ込むかなぁ?
『、、、行きやがった、、、』ボソッ
《なんだこれ弧月が溶けたぞ!》
《だから言ったじゃないですか!近づくなって。とりあえず弧月は新しく作ってください》
《とりあえず離れてまっててください》
《荒船もいるのか》
「はぁ、行くぞ」
『はーい』
「荒船先輩、零条。うちの隊長がすみません」
出水先輩も苦労してるんだなぁ。
「、、、でもなんでこんなに離れる必要が?」
『ちょっと行ってきますね』
ちょっとあっちも楽しんじゃってるみたいだし。
「は?零条、ちょっとまて!」
「出水、行かせてやれ」
「っ、なんでですか!?」
「まぁ見てろって。零条が許可するまで攻撃するなよ」
《太刀川さん達も零条が許可するまで攻撃をしないことをお勧めします。多分攻撃したら強制的に退場させられます》
荒船先輩、マジでありがとうございます。
ガチで下手に手を出されるとベイルアウトさせるつもりだからなぁ。
《なんでだ?》
《さっきの値無ちゃんの言葉的に知り合い?》
《多分、いや絶対そうっぽいです。知り合いのオーラと同じらしいです》
《知り合い?》
《いやなんで近界民と知り合いなんですか》
《俺も知らねぇ》
『、、、やっほー』
「あら、急に引いたと思ったら値無が引かせたのね」
『、わかってたくせに。まぁ1人聞かなかった人いたけど』
声変えてるからびっくりしたぁ。
「確か太刀川さんだっけ?」
『うん、それじゃ攻撃しないように言ってあるし城戸司令達に帰還したと報告しに行こっか』
旧ボーダーメンバーに会いに行けばなんとかなるでしょ。
「案内よろしくねこっちの本部のことあんまり知らないから。それとできれば城戸さんに今からそっちに行くから収獲を楽しみにしててねって伝えといて」
『おっけー。ちなみにそれ解除するつもりは?』
「いつ誰が勘違いして攻撃するかわからないし侵蝕者(ディリティリオ)は解除しないわ」
『ま、いいや。見た目変わんないし』
毒はon offできるみたいだし。
《太刀川隊の人はこのまま防衛任務任務継続で荒船先輩は私と一緒に案内してくれませんか?》
《案内って、その人型ネイバーを本部に入れる気か!?》
《あ、鬼怒田開発室長!城戸司令に繋いでもらえます?》
「きたぞ」
『あ、近づいてきてもいいですよ』
《質問に答えんかい!》
『それじゃ行きましょう』
「、、、あぁ」
《、、、それで私になんのようだ?》
《今からそっちに行くから収獲を楽しみにしててね、だそうです》
《収獲だと?》
《零条、反逆か?》
《違いますって太刀川さん。あんたはいい加減思い込みで突っ走るのをやめてください迷惑です》
《迷惑、、、》
《とりあえずついたんでどこ集まってます?》
《言うわけなかろう!》
《じゃあ、会議室とか色々回っていきますねぇ》
《なにぃ!?》
「、、、」
荒船先輩、その煽りすぎっていう目やめてください。
《まずは〜大きな門開いた時にいつも皆さんがいるところ!》
《っ、》
「名前知らないんだな」
『うるさいです』
ウィーン
『あ、あたり』
「そりゃ当たり前だ。人型ネイバーの対処をしなきゃいけないだろ」
『確かに』
最初にここ選んだのは正解だったか。
「零条くん!これはどうつもりだね」
『ほら、ちゃんと自己紹介しないと私が困るから早く』
「そうね、私も困るしちゃんと自己紹介をするとしようかしら」
さてと、どういう顔で驚くかな。
パサッ(フード外)
「久しぶりね。雨宮性華、基零条性華。只今帰還しました」
やっぱりこの声が1番しっくりくるなぁ。
ガタッ
「ほ、本当に雨宮なのか?」
「というか零条って、、、」
「、、、生きていたのか」
「えぇ!妹が世話になってます。この子軽いコミュ障だから馴染めるか心配だったけれど、、、大丈夫そうね」
『っ、姉さん!///』
「ごめんなさいねぇ」
『全く、、、。というか偽名、月宮から考えたでしょ』
「えぇ、まぁね」
「城戸司令達はその人型ネイバーと知り合い何ですか?」
「あぁ」
「それが偽物という可能性は?」
「、、、」
嘘だろ、忍田本部長。
「あら、じゃあ真史の昔話でもしようかしら」
「!まさかっ」「「まさか、、、」」
「えぇ、真史が訓練中城戸さんの車をトリオン兵と間違えて真っ二つにした話よ。あの時は本当に笑ったわぁ」
『いや絶対嘲笑う方の笑うだったでしょ』「いや絶対嘲笑う方の笑うだったぞ」
「「「「「「『、、、』」」」」」」
「っ、笑笑」
「(帰りたい、、、)」
零条値無
城戸司令とハモるのきまずっ。太刀川さんにはいつもの分を含めてちょっと毒舌になっちゃった。
荒船哲次
何が正解だったんだろ、、、。空気になり心の底から帰りたいと願っている。
太刀川隊
荒船(くん)(先輩)大丈夫かな。性華のことを気にしながら防衛任務をしていた。
零条性華
本当に面白過ぎ笑笑。値無が来なければ太刀川隊倒して向かうつもりだった。
上層部
困惑。
ちょっと値無の心の声が少なく手抜き感があるけど頑張って書いたよさそうなやつが保存できてなくて記憶を頼りに頑張って数時間で描き終わらせたので仕方ないと寛大な心で許してください。
というか文字数多くてごめんなさい。書いてったら4000文字いってしまいました。
追記
ちょっとバグって表示されて無かっただけでした。
元の文とほぼ同じだったのでこのまま行かせてもらいます。
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