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もか🍑@🐣🎀🪽腐女子
5,145
#もか
#東方
あんこ
561
その日の撮影終わり。
「じゃ、お疲れー!」
メンバーたちは、いつもみたいに賑やかに片付けを始めていた。
でも今日は少し違う。
うりがちらっと時計を見て、にやっと笑う。
「そういや俺ら、このあと買い出し行くんだったわ」
「え?」
どぬくも急に頷く。
「あーそうそう、全員で!」
「いや今決めたやろ」
たっつんのツッコミに、みんな露骨に目を逸らした。
なおきりなんて笑い堪えてる。
「ということで!」
うりが勢いよく指差す。
「お前ら留守番な!」
「は??」
反論する間もなく。
「いってきまーーす!!」
バタバタバタッ!!
ものすごい勢いで全員消えた。
静寂。
たっつんがぽかんと立ち尽くす。
「……嵐か?」
すると隣で、じゃぱぱが吹き出した。
「絶対わざとじゃん」
「やろなぁ……」
でも。
気づけば、本当に二人きりだった。
さっきまで騒がしかった部屋が急に静かになる。
なんとなく落ち着かなくて、たっつんが視線を逸らす。
「……変な感じやな」
「二人きり?」
「まぁ……」
すると、じゃぱぱが少しだけ近づいた。
「俺は嬉しいけど」
「っ……」
最近そればっかりや。
でも嫌じゃない。
むしろ嬉しくなる自分が悔しい。
たっつんが黙っていると、じゃぱぱが小さく笑った。
「今日の仕返し、かわいかったね」
「蒸し返すな!!」
「だって頑張って避けてたのに、最後すぐ折れるんだもん」
「うっさい……///」
顔が熱い。
じゃぱぱはそんなたっつんを見ながら、楽しそうに目を細めた。
そしてふいに。
「……でもちょっと寂しかった」
その声が思った以上に優しくて。
たっつんの心臓がまた跳ねる。
「お前、ほんまそういうのずるい」
「ほんとのこと言ってるだけ」
静かな部屋。
近い距離。
見つめられると落ち着かない。
たっつんが視線を逸らそうとした瞬間。
じゃぱぱがそっと手を伸ばして、軽く指先を絡めた。
「……もう避けないで?」
「……避けへん」
その返事に、じゃぱぱが少し嬉しそうに笑う。
そして今度は、ゆっくり肩を引き寄せた。
抵抗はしない。
たっつんも自然に身体を預ける。
「なんか最近、普通にくっついてくるよね」
じゃぱぱがぽつりと呟く。
「誰のせいや思っとんねん」
「俺?」
「お前や」
でも。
本当は、自分から触れたいって思う瞬間も増えていた。
それを自覚すると、また少し恥ずかしい。
するとじゃぱぱが、ふっと笑った。
「……たっつん」
「ん?」
「こっち向いて」
「なんで」
「いいから」
少しだけ照れた顔。
珍しい。
たっつんがゆっくり顔を向けると、じゃぱぱは数秒見つめたあと、小さく呟いた。
「好き」
どくん、と心臓が跳ねる。
真っ直ぐすぎる言葉。
たっつんは一瞬固まったあと、耐えきれず顔を覆った。
「急に言うなやぁ……」
じゃぱぱは笑う。
でも次の瞬間、たっつんがぼそっと小さく返した。
「……俺も、好きやし」
今度はじゃぱぱが固まる番だった。
「え」
「だから聞き返すな!!///」
真っ赤なまま叫ぶたっつん。
その姿を見たじゃぱぱは、嬉しそうに笑ってから、そっと額を合わせた。
「……やば、めっちゃ嬉しい」
その距離のまま、二人はしばらく笑い合っていた。
続くー!
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