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ワンクッション
長いです。グロいです。本人には全く関係ありませんので!!!
職はにわかです。ガチにわかです。
タヒネタあり。意味がわからないところはよく読んで楽しんでください!
⚠️ なんでもいい人向けです ⚠️
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これは私がある家の家政婦をしていた時の話。
noa「今日からお世話になります。のあです。」
しばらくの沈黙が続き、物置には行くな。とその一言で会話は終了した。
少し無愛想だなと不満に思ったが、そんなことを言ってしまえば仕事に支障が出る。
『今から留守にするから。終わったら勝手に帰って。』
noa「承知しました。」
とは言われたものの、物置の場所を聞いていなかった。
むやみやたらに扉を開けるわけにもいかないし、やってしまった、、、。
それから、
ほんの数時間掃除をしていたら、異様な雰囲気の扉を見つけた。 これが物置なんだと、
少し見たら伝わってくる感じだった。 というかこの部屋だけ、 〝物置〟という 文字が
刻まれていた。
noa「(ここが家主の言っていた物置か、、)」
好奇心が抉られるような雰囲気だったがそれもすぐに無くなった。
ガタンッッ!!!!
noa「ッッヒャ‼︎」
ガチャガチャガチャッッッ!!!!!
ドンドンドンッッッ!!
不安を煽るように音は鳴り響き、すぐそこに何かがいる。と 脳がパニックを起こしていた。
抜けた腰を引きずって後退していく。
たしかこの家は、ひとり暮らしだと聞いていたのに。情報違いがあるなんておかしい。
noa「だっ、誰ですか!!!!!」
シ ー ン
半ば叫ぶように聞いた質問に、扉の先にいる何かは応えなかった。
これがさらに不気味さを演出しているようで、耐えられず家を飛び出してしまった。
ある程度ではあるが部屋は綺麗にしていたし問題はないだろう。
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『今日も留守にする。物置にはいかないように。』
noa「承知しました、あのっ!」
『何か問題でも』
noa「いえ、、その物置のことなんですけど、、」
そのワードを口にした途端家主の顔は曇り、溢れ出る殺気に怯んでしまった。
『まさか…入ってないよね?』
noa「ッッはい!もちろんです。」
『……で?物置がどうしたの?』
noa「昨日物置までの廊下を掃除していたら中からドアを叩く音が聞こえて、、それで、、」
『…ッチ』
noa「、、ぇ?」
『いや、すまない。続けて。』
noa「誰ですかって質問をしたんですけど、応答はありませんでした。」
noa「も、もしかして……」
『黙れ、それ以上言ったらわかっt』
noa「幽霊ですか??」
『っふ、笑 なんだ。そうかいそうかい。お祓いをしておくように頼んでおくから、』
noa「…? 申し訳ありません。ありがとうございます。」
『では、これで、』
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それからあの物置からの音は聞こえなくなった。
いや、もっと具体的にいえば扉を叩くような音は聞こえなくなった。
本当にお祓いをしたのだろう、、が
ガチャ、、、、、、、、
ガチャンガチャン…………、…、、、
次は、鈴のような金属が擦れる音がするようになった。
お祓いって数日かかるものなのかな、、、
しかし、次も、その次も仕事で訪ねた時に音は鳴っていた。
noa「(鬱陶しいな、、)」
初めは驚きを隠せなかったが、慣れてしまった。
人間不快な音を聞き続けるとストレスが溜まるらしい。
ふと、音の発生源を確かめたくなった。 無論、そんなことをするつもりはなかったが、
この時の私は 狂い始めていた。扉一枚先の音の発生源。この扉すら越えられない幽霊なら
最悪この扉を開けて、見るだけでもいいだろう。
noa「(そうと決まれば、、明日もこの家だから、、、)」
明日。明日この不気味に思っていた音の正体がわかるんだ。
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『今日も留守にする。物置には行くな。』
noa「承知しました。」
いつも通り、掃除をこなして、例の物置に向かった。
noa「(見るだけ、、、、見たらすぐに閉めよう。)」
扉を開けるのにこんなに緊張したことはない。ドアノブを握る手が汗をかいている。
3
2
noa「(1…!)」
noa「…………えっ、?」
もっと早くに開けるべきだった。
見てはいけないことでもあり、 もっと早くに見るべきでもあった。
1人の少年と目が合い、視界は暗転した。
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noa「(暗、、なにここ…)」
パチっと電気がつけば、例の物置であった。
最後に見た少年はぐったりとしていて、首にはロープ跡、鎖骨には赤黒くなった傷や殴り跡。
元々、白いシャツを着ていたのだろうか、、赤くまだらに染まっている。
私も少年も柱に手枷をつけられて固定されていた。
ずっと、ずっと不気味に思っていたこの音は少年からのsosだった。
それを、、、私は無視して、、、、、更には家主にそのことを報告してしまっていた。
noa「ごめん、、なさい…、。」
静まり返ったその空間で、少年は浅く速い呼吸を繰り返し、苦しそうに顔を歪めていた。
私ができる償いはこの少年を助け出すこと。
家政婦だって、こんなことがあった時のために隠している通信機がある。
あと数分もすれば助けが来るだろう。
⁇「ん“っ、ぅ」
noa「大丈夫…!?」
少年が目を覚まし、こちらを見てくれた。
のに…………
焦点が合わない。震えていて過呼吸になっていた。
??「…ッハ、フ…っあ”、、ッ」
noa「きこえる、?」
??「…、、っャ、だッッ、ュルし、てくださぃ…、っ」
noa「大丈夫だよ、!!私は何もしないよ!」
??「ちがッッッ…」
『やっと目が覚めたみたいだね』
ゾワッッ
noa「え、ぁ…」
『あれほど行っちゃダメって忠告してあげたのにね』
『そんな優しい忠告を無視して、僕がいつも留守にしていると思ったのかい?』
noa「……ッッ」
『ずっと、ずぅっと見てたよ君のこと。』
noa「……な、んで」
『初めて会ったときに一目惚れしちゃったから♡』
『可哀想に…、君が幽霊だと勘違いしていたそいつはまさか人間だったなんてさ笑』
『ねぇ、〝ゆあん〟。彼女は君のこと覚えてないみたいだよ?』
yuann「……そ、ッッ」
『…ッチ、もっと反応しろよ!』
『つまんねぇー、っな”!!』
どがっ
yuann「ぅ“っあ”…、ッ」
noa「やめてください!!!」
『あれあれ?そんなこと言える立場だと思ってんの?』
『僕は女だろうと容赦はしないよ?』
noa「…っ、そうですか。やれるもんならやってみたらいいじゃないですか?」
『…ふははは!!!w面白いね!ほんとうに…面白い。」
そういい家主はどこからか刃物をとりだし、それを振り上げた。
タヒを覚悟にかたく目を瞑った。
だけどいつまで経っても痛みは来なかった。
『っは??なんでお前、、』
yuann「んはは、、周りをよくみないとね、?」
noa「ゆあ、んくん?」
頭が混乱して、整理できないでいた。目の前にはゆあんくんがいて、あの少年は昔からの幼馴染だった。それで、、、、、
刃がゆあんくんのお腹を貫いてる?
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あの家主は即逮捕に至り、私とゆあんくんは病院にいる。
あのとき、あの刃が振り上げられたとき、すでに警察が到着していて、
あれ、ゆあんんくんはどうやって手枷を…………、
看護師「失礼します。目が覚められたようでよかったです。体調の方は?」
noa「大丈夫です、。あの、、ゆあんくんは」
看護師「彼ですか、、彼は…。」
noa「…………、」
どれだけの時間1人耐えていたんだろう。
私が1番助けるチャンスがあったのにもかかわらず救うことすらもできず、
幼馴染の存在すら記憶していなかった。
綺麗な体は痣や切り傷だらけで、とても痛々しい生傷が多くあると聞いた。
私は何をしていたんだろう。
このまま目を覚まさなかったら?
絶望の渦に飲み込まれ、思考が良くないことを考え始める。
ごめんなさい。
救えなくてごめんなさい。
忘れてしまってごめんなさい。
ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい。。
NOA「ごめんなさい、、っ泣」
NOA「会いたいよゆあんくんっ、!!泣」
yuann「よく言えましたー!ほら、えらい!えらーい!!」
yuann「なぁに?その顔ww!ちょーおもろいんですけどw」
本物かと疑ってしまうくらい、、いやこれは本物だけど少し違うのか、笑
yuann「ねぇってばー」
私が私のためにつくりだした〝幻影〟
NOA「ゆあんくん。」
君はいつまでも子供なんだね、のあさん。