メンタル激弱女、口だけ達者な件について。
『アドバイスはしてるんですが聞いてくれなくてですね……』
「だから選手の飛躍的な伸びが無いのか…」
『そうなんです…
私のアドバイス聞いてない人達』
『私の利用価値わかって無いクソ野郎共、乙
って感じなんですよ……』
「なんて???」
ルル・ミラージュ
20歳
酒強い
口悪い
気弱、メンタルクソ弱、すぐ泣く
『ここが……』
あのノエルノアが所属してるって言うとこか……
よし、かんばろう
建物に入ると選手らしき人達がすっごい見てくる……怖い……、、
ノア「待っていたぞ、ルル・ミラージュ」
『ひゃっっっ、ノエルノアさん…ですか』
ノア「そうだ、ルル・ミラージュということはどこかのハーフか?」
『えぇまぁ……ドイツのハーフです…』
ノア「そうか。…そんなに怖がらないでもいい。お前は選手たちにアドバイスをしてくれればそれでいい。」
『り、りょうかい、デス……』
ノア「今日からアナリストとして来てもらったルル・ミラージュだ。ドイツのハーフだそうだ」
そうしてノエルノアさんは私の自己紹介を勝手に終えると
ノア「早速仕事頼むぞ。」
と言い残してどこかに行ってしまった
待っていかないでひとりにしないでぇ……
どんどん遠ざかって行く背中を見つめるのを諦め、仕事をしようとカバンを持ち直す
『がんばらなきゃ……』
そして私は何個かあるコートのうちのひとつに来て見ている
ちょうどドリンクを取りに来た選手にアドバイスしようと声をかける
『あの……アドバイスよろしいでしょうか……』
「はぁ~??世界トップレベルの俺らのプレーにアドバイスなんかないだろ」
『いや、まず聞いていただけると、』
「聞くわけねぇだろ失せろ! 」
キツく言われ肩を強く押される
『……はぁ、まぁアドバイス聞かないのは自由ですけどお前のプレー下手くそなままだぞ』
「は、」
いかにも気弱そうな私が反論すると思わなかったのかたじろぐ
『今ならまだ許してあげますがどうします?私の利用価値わかってない勘違い野郎さん。』
「ブフッwww」
「カイザー、アイツおもしろいですね、w」
「チッ……」
『見栄っ張りなアホですね全く。ま、言わせていただくと』
『私の利用価値わかってないクソ野郎乙w
って感じですね』
「ははっ、w さすがドイツの血を引いている女だ…w」
『……』
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