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Revive The backrooms 前日談
俺の名前は佐々木、この話の主人公……なのかな?
この話は本編Revive The backroomsの安藤とシーズン2の俺、佐々木の話だ
まず、僕と吉田は確かレベル3999で出会った。
そしてここからは、普通のノベルになる。
「やった!やっと逃げれる!」
僕はやっとレベル3999に来て、地球に戻れると思っていた。
だがそれも、間違いだと気づいたのはすぐだった。
「wikiが……更新されている?」
そう、wikiが更新されたのだ。
「タスクが渡される。それをクリアしなければ、現実へ戻ることは出来ない」
それを見た瞬間俺は絶望したさ、もうそりゃ死んだ魚みたいな目をしてね
だけど絶望しているのは俺だけじゃなかった
それが安藤だった
「嘘だろ……」
彼も死んだ魚の顔してた
同情したのかもしれない、そんな彼に
「君日本人?」
俺は、彼コンタクトを取った
「君も……?」
「そうだよ!俺は佐々木!」
僕は久しぶりの日本人とのコンタクトに、気分が向上した。
いつの間にか、死んだ魚から、水を得た魚になったように
でも勘違いしないで欲しい、これは魚2匹の話じゃなくて、人二人の話だ。
「もしかしてだけど君もタスクを知らなかったのかい?」
そう彼が問い掛けた
「そうだよ、俺も君と同じ、魚だよ」
「あぁ……僕は安藤」
「というか魚……?」
「そんなことはどうでもいいんだ。タスクを見せてよ」
俺は彼の疑問を無視して、自分の話を強行した、ホントに嫌われなくてよかったと思う
「あぁ、わかった。これだ」
そこにはタスクが3つ書かれていた
・スーパーアーモンドウォーターを飲む
・レベル0で、マニラルームへ行く
・レベル3999のゲーム機で10連勝する
俺は驚いたさ、もうそりゃ口をくるみ割り人形みたいに開けてね。
「俺と同じだ……」
それを聞いて安藤君は俺よりは小さいけど、いきなりケツを叩かれたみたいな顔をしたよ
「ほんとに?」
吉田は当たり前の疑問を投げかけた
だから俺は自分の紙を差し出した
そこには当然だけど、いや不自然だけど、安藤の紙と同じことが書かれていた
「……ホントだ……」
「あのさ、一緒に協力して、タスクをクリアしない?」
俺は1番現実的だと思った提案をした
もちろんそれを快く請け負ってくれるなんて、思ってもなかった。いや少しは思ってた
まぁでも、安藤はこの頃から頭のネジが一つ、いや三つくらいは外れていたから、快くOKしてくれた。
「わかった……」
「え?」
もうそりゃ、ビビったよ、見知らぬ他人からの協力なんて、受ける人がいるなんてって
まぁでもその後は順調だったよ
10連勝をクリアして、スーパーアーモンドウォーターを半分に分けて一緒に飲んで、マニラルーム行った。
でも最後、レベル3999に戻る時だった。突然、足元に穴ができて……
まぁよくある話だ、俺は落ちそうになる安藤を庇って……
色んなレベルを、ランダムに通っている。そして
いま、この紙を書いてる。
ちなみにこの後書く予定の紙は、新しい放浪者のために書くつもりだ。
その紙はレベル0に置いて行く
いつか、安藤にまた会えたらいいな