続　幼馴染み

宮舘が渡辺を好きになってどれくらい経っただろう。

もう自分でもはっきり覚えていない。

ただ、「大好き」と言ったら「待ってた」と言ってくれた。

可愛くて大事な人。

目黒が好きかと思ったが自分を選んでくれた。

宮舘は目黒達が加入する前から渡辺を好きなのだ。

渡辺ー涼太？

宮舘ーどうしたの？

渡辺ー舞台を観に行くつもりだけど夜の部にしようかと思って。

宮舘ー来てくれるならどっちでもいいよ。

渡辺ー目黒と一緒に行くから。

宮舘ーそうなの？

渡辺ー行きたいねって、今話してるんだ。

宮舘ー目黒の家？

渡辺ーうん。

宮舘ー・・。

渡辺ーご飯食べに来たんだよ。

宮舘ー水曜日まで待ってくれたら作るのに。

渡辺ー今は舞台の事だけ考えてろ。

宮舘ー目黒の名前出さなくても。

渡辺ー気にするな。友達だから。

宮舘ーもう！

わざと目黒の名前を出す。

宮舘は渡辺が目黒と付き合ってると思ってた。

それほど仲良しなのでいい気分じゃない。

今日は昼も夜もあるから、忘れる。

時々、渡辺は意地悪だ。

目黒ー良かったの？そんな事言って？

渡辺ー大丈夫。涼太は俺を凄く好きだから。

目黒ーだてさんに同情するよ。

渡辺ー何で？

目黒ーこんな悪魔みたいなやつ好きになって。

渡辺ー失礼だよね〜。

目黒ー面白がってるでしょ？

渡辺ーこれがいいんだ。

目黒は呆れている。

友人としては最高だが、恋人にはしたくない。

でも、2人には2人の歴史があるから余計な口は挟まない。

目黒ーご飯出来たよ。

渡辺ー腹減った。

目黒ーいっぱい食べなさい。

渡辺ー少食なの知ってるくせに。

目黒ー残したら、ママは許しません！

渡辺ーはははっ。いただきます。

目黒ー召し上がれ。