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拓海「転校生?」
今は七つの丘公園から帰ってきてから数日、今は登校中だ
健途「そ、転校生が俺達のクラスに来るって、めっちゃ噂されてるよ?」
俺の隣を歩く健途は俺の方を見る
へぇ〜
拓海「そうなんだ、知らなかった」
一ノ瀬は、少し後ろを本を読みながら歩いている
本人曰く、前には俺らがいるからある程度の危険は何とかなると言っていた
俊「美形なんだってな」
本を読みながら言う、俺はちゃんと話聞いてるんだなと思う
3人同じ道を歩く
一ノ瀬が知ってる程の噂、なんで俺は今まで知らなかったんだ
健途「けどいい噂だけじゃないよ〜」
拓海「え?」
いい噂だけじゃない?
健途「例えば、暴走族に居たとか、先輩達数人を1人で倒せるぐらい強いとか、、、」
ど、どんな人なんだ、、、
悩んでいるのを悟られたのかこう言われた
俊「あくまで噂だ、そこまで気にする必要もない」
それもそっか、
この時の俺はあんな事になるなんて思いもしなかった
先生「今日からこのクラスに仲間が増えます!」
その言葉を聞いた途端クラスがザワつくのがわかる
男生徒、女生徒「転校生!」
男生徒「美女、美女がいい〜!」
女生徒「いや、イケメンでしょ!」
なんて意見はそれぞれだ
先生「喜ぶのもいいが少し静かにな!さぁ入って来い、」
ガラ
扉が開く
転校生は教卓の前に立ち自己紹介を始める
?「転校生してきました、芝田 琥太郎です。」
琥太郎「よろしくお願いします」
転校生の芝田琥太郎はニコッと笑う、悪い噂がウソみたいに優しい雰囲気だった
クラスは一気に盛り上がる、美女じゃなく男か〜と沈む人も居たり、様々だ
先生「静かに〜授業始まるぞ!」
チャイムがなる
転校生は席に着き、授業が始まる
授業が一区切りし昼休み、屋上への階段、俺達の学校でのいつもの場所だ
健途「ごちそうさまでした!いや〜それにしても人気だったな、転校生」
健途は昼飯を食べ終え、喋り始める
俊「嗚呼、質問攻めにあっていたな」
一ノ瀬は昼飯を食べ終えて、朝とは別の気難しそうな本を読んでいた
俺も昼飯を食べ終わり、休んでいる所だ
拓海「転校生思った程怖そうじゃなくてよかった」
健途「悪い噂もウソなのかもな、ちぇ、つまんねぇの」
俺は苦笑いをした、悪い噂なんて本当の方が怖い
俊「転校生の話題もう良いだろ、昼休みはもう終わりだ、教室に戻るぞ」
一ノ瀬はパタンと本を閉じ、立ち上がる
健途「は〜い」
健途も立ち上がった
俺も立ちたがり、俺達はその場を離れた
放課後俺達はあの公園へ行く、いつものルーティンだ
朝と同じように、健途は俺の隣で、一ノ瀬は本を読みながら歩いていた
その道中で思いもよらない光景が目に入った
空き地には倒れている人が大量にいる、そこに1人たっているのは、転校生の芝田琥太郎だった
健途「、、、マジで?」
健途は少し驚いたように失笑していた
俊「てっ、転校生?」
ドサッ
流石の一ノ瀬も驚いたのか、読んでいた本を足元に落としてしまっていた
俺はびっくりしすぎて固まってしまった
俺達と転校生は目があっている
とても気まずい、何か、見てはいけない物を見た感覚だ
琥太郎「え〜っと、その、せ、正当防衛です」
そう言う彼の手と頬には返り血が付いていた
芝田 琥太郎=しばた こたろう