コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ちょい病み 龍さん 頑張ってシコウサクゴしてます。(龍さんが)
龍さん目線です。
これは私の感情を龍さんに乗せたものです。
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
死にたい時はどうしていいか分からない。いつもこうだ。毎日楽しいことばかりなのに、どうしても心の底で「死にたい」という感情が芽生えてしまう。ずっとバカのまんまでやってきた。だからこそ分からない部分も多く、初めて知った時に絶望へと叩き込まれるのだろう。
色々とシコウサクゴ?してみた。
筋トレはもちろん、暴食、ずっと寝たり、タバコをしてみたり、お酒もしてみた。面白い動画も見たり、ちょっと遠出だってした。けれどどれもしっくり来なかった。
ずーっと心の中で「死んじゃえば?」とか「死んだ方が楽だよ」という声が聞こえてくる。もちろん死ぬのが怖いしやっちゃダメだってわかってるからこんなことをしている。けど結局は死にたいんだ。
それが最近では会話や日常生活にも影響を及ぼすようになって行った。
「 万丈 。 久々に映画観ない?」
「 … おう 。」
「 ばんじょー 、 この服洗っといて 。」
「 うん 。 」
など、いつもなら 「 それくらい自分でやれ!!」 だの 「 映画くらい1人で見ろ!」など、を言うがどうしてか冷たく、異様に寂しいのだ。
もちろん毎日ではない。ただどうしても死にたいという感情が表に出てしまう。
夜。また 死にたいと思ってしまった。 布団から出ると いつもなら椅子に座って徹夜しまくりの自称天才イケメン物理学者が珍しく横のベッドで爆睡をかましていた。
そいつを起こさないように部屋から出ていき上のカフェへと移動した。
暇つぶしに青い鳥(正しくは白い鳥)を見ていると、🐿🦟 というものがあった。
なんだこれ、痛そうだな、とか考えながら行けない感情が出てしまった。 そう 。
好奇心である 。
これで血管を切れば大量出血など、バカには到底覚えれないであろう言葉が脳裏に過った。
ちょうどそこら辺にあったカッターを手に取り手首に押し当てる。
痛いのは苦手だ。仮面ライダーは痛みを感じることが多いから耐性はついてると思われがちだが、痛いのは好きではない。
そんなことはどうでもいいかと手首にカッターを押し付け刃を入れようとした時だった。
「 万丈 なにしてんの … 。」
「 ぁ 、 戦兎 。 悪ぃ起こしちまったか 。」
などと話題を逸らそうと必死にしていると彼は腕を掴みカッターを取り上げ怒鳴った。
「 何してんだって聞いてんだよバカ!!!!」
「 … 別にそんな怒んなくていいだろ 、」
「 お前 これがなんだかわかってんのか ???あ??」
「 だから、リストカットだろ?」
「 リストカットは出血量で死に至ることもあるんだぞ!!!」
「 わかってる 。ただの好奇心だって 。」
「 お前どうしたんだよ最近 。 いつもの筋肉バカはどこに行ったんだよ 。」
「 知らねぇよ 。 こっちだって聞きてぇよ 。 … おかしいだろ 。 こんなバカがさ 。」
死にたいと思っちまうなんて と 口にした時。 俺の腕を掴む手が一層強くなった。
「 しょうがないだろ ? こんな単細胞で 筋肉バカで まともに会話すら成り立たない時だってあって 。 そんでもって 人間じゃないし、お前らに迷惑はかけるし、 香澄はいなくなるしで 。」
「 …ほんとバカだよ。お前は。迷惑かけていい。何してもいい。だから居なくなることだけはするな。…大事なんだよ。」
美しく潤んだ黒い目で見つめてくるその瞳は もうこれ以上大切な人を失いたくないという感情を伝えてきた。
「 … おう 。 大丈夫 。お前が死ぬまでは生きるよ 。 」
…なんてな 。